英国(イギリス)や欧州各国ではディーゼル車の比率が高いのは良く知られるところです。
ウィズカーズをご覧の方の中には日本に正規輸入されないディーゼル車やMT車の並行輸入をご検討中の方も大勢いらっしゃるでしょう。日本でもディーゼル車はマツダの頑張りによって大分、市民権を得てきています。
しかしながら、英国をはじめとする欧州各国では温暖化問題に加えVW等の不正事件を機に脱ディーゼルの動きが活発化しています。代表的な排ガス規制である「Euro6」も「6.2、ステージ2」と呼ばれる、より厳しい規制がスタートし、パワーダウンやミッションの多段化で何とかしているというのが現実です。実は日本への正規輸入モデルの検査もかなり厳しくなっている、との声も届いています。
もちろん、これらの排ガス規制は並行輸入の際の排ガス検査にも影響し、検査をクリアするためにより多くのコストを必要としています。メーカーやエンジンにより異なるものの、70-80万円が最低ラインで100-150万円(近年のガソリン車は30-50万円程)に達するものも珍しくありません。
ウィズカーズを運営するウィズトレーディングでは、既存の排ガスレポートを調達するなど、車両価格の低減に努めておりますが、新型モデル程、仕様やスペックが異なる傾向にあるため、これらは新規に排ガス検査をクリアし排ガスレポートを取得せざるを得ません。
続々と登場する正規輸入車の新型ディーゼルモデルを見ていると???と思われるかもしれません。しかし、現在のディーゼル車を取り巻く環境は確実に厳しくなっています。新規に排ガスレポートを必要とするレアモデル、新型モデルのディーゼル車をご希望のお客様には、100万円前後の排ガスレポート取得費用が必要なことをご承知おきいただきますようお願い申し上げます。
ウィズカーズでオススメのモデル・グレードにディーゼル車をほとんど出していないのはこのような背景によるものなのです。