日本未導入ながらもお客様からの関心が高く、ウィズトレーディングでは取り扱い実績も多くあるフォード トランジット・カスタム。
初代モデルは10年以上のロングセラーモデルとなりましたが、満を持してフルモデルチェンジが行われました。新型モデルはフォルクスワーゲンとの共同開発により幅広く改良され大きく進化したと言われています。
今回はフォードのLCV、トランジット・カスタム(FORD Transit Custom)のフルモデルチェンジした新型モデルの内燃機関仕様を中心に概要・スペック・価格・並行輸入で乗るための情報を解説します。
フォード トランジット・カスタムとは
トランジット・カスタムはフォードの全長5mクラスとなる欧州ミドルサイズLCVです。ボディサイズはコンパクトなL1H1ボディで全長:5,050mm×全幅:2,032mm(ミラー部分を除く)×全高:1,959mmと国産バンではトヨタ ハイエースや、日産 キャラバンの標準ボディよりも大きく、スーパーロングに近いサイズ感です。
初代モデルは2012年、長年欧州LCV市場のベストセラーであるトランジットの弟分としてデビューしました。FFレイアウトを採用したこのブランニューLCVは、商用仕様をトランジット・カスタム、これをベースにしたMPV仕様をトルネオ・カスタムと名付けられ、欧州をはじめ世界多くの市場で展開されました。トランジット譲りの高い堅牢性や使い勝手のよさなどから、市場ではデビュー直後から高評価を得ました。2017年に当時のフォード車に共通するグローバルデザインを取り込んだフェイスリフトが行われたのをはじめ、プラグインハイブリッドやキャンピングカー仕様のナゲットの追加など積極的な市場展開を行い、モデルライフを通して好調なセールスを記録しました。
- フルサイズLCVのフォード トランジット
- 初代トランジット・カスタム(フェイスリフト後:2017年)
2022年には現在販売されている2代目モデルにフルモデルチェンジが行われ、初代同様に商用仕様はトランジット・カスタム、乗用MPV仕様はトルネオ・カスタムの名前で展開されています。新型モデルはフォルクスワーゲンと商用車開発の提携により生まれたモデルで、フォルクスワーゲン トランスポーターが兄弟車となりました。新開発のプラットフォームを採用し、生産はトルコにあるフォード・オトサンの工場でトランスポーターと共に行われます。
- 乗用MPV仕様のトルネオ・カスタム
- キャンピングカー仕様のトランジット・カスタム ナゲット
商用用途のパネルバン、貨客混在のダブルキャビン、今回初登場となるL字型バルクヘッドを備えたマルチキャブ、送迎用途などを想定したコンビのほか、プロフェッショナルが手掛けたスポーツバンのMS-RT、モデル初のBEV仕様となるE-トランジットカスタム、老舗キャンピングカービルダーのウェストファリアが架装するキャンピングカーのナゲッドなどトランジット・カスタムには幅広い仕様がラインナップされています。メーカーは新型モデルを「ベストセラーであった初代モデルの後継車として、お客様にさらなる進化をお届けするために、あらゆる努力を尽くした」とコメントしています。
初代モデルも含めてトランジットファミリーが日本に正規導入された実績はありません。
ココがスゴイ!フォード トランジット・カスタム
フォード トランジット・カスタムを語るうえで外せないポイントが以下の5つです。
- 新設計のプラットフォームを採用
- より使いやすくなった荷室空間
- フォルクスワーゲンと共同開発でより高い品質を実現
- 新たな使い方の提案となるマルチキャブの追加
- プロフェッショナルが仕上げたスポーツバンのMS-RT
スタイリングとインテリア
- 兄弟車と作り分けされたシャープでエッジの立った造形
- L1(SWB)とL2(LWB)選べる2つのボディ
- モバイルオフィスとして使い勝手が向上したキャビンスペース
- デジタル面も大きくアップデート
ボディタイプはホイールベースの違いで全長5,050mmのL1(SWB:ショートホイールベース)と、全長5,450mmのL2(LWB:ロングホイールベース)があり用途に合わせて選択可能です。従来モデルと比べて全体的にボディサイズが大きくなりホイールベースも延長されました。
デザインは、従来モデルの雰囲気を継承しつつも、よりシャープにエッジの立った表現力豊かな造形になった一方、フロントとリアの視覚的な幅を拡大することで安定感のある印象を与えています。ボディの基本部分を兄弟車となるフォルクスワーゲン トランスポーターと共有しますが、フォードのイメージをうまく取り込み、兄弟車で作り分けがされていると言えるでしょう。新型モデルではプラットフォームの最適化により2mを切る全高を実現したほか、広範囲に渡り空力シミュレーションを行い開発することで、空気抵抗が従来モデルと比べて13%の削減を実現しました。これは燃費性能や高速走行時の安定性向上にも寄与しています。
スライドドアはパネルバンにはフルスチール、ダブルキャビン/マルチキャブには窓付きのものが仕様により片側もしくは両側に設定され、バックドアには欧州LCVのアイコンのひとつとも言える観音開きバックドアが設定されます。
- フォード トランジット・カスタム(サイド:L1H1ボディ)
- フォード トランジット・カスタム(サイド:L2H1ボディ)
- フォード トランジット・カスタム(リア:L2H1ボディ)
- シャープな造形が印象的なLEDヘッドライト
今回のフルモデルチェンジでインテリアも完全新設計されました。新型モデルはタッチスクリーンをドライバーからより見やすい位置に配置したほか、より高品質なインテリア素材を採用し、防音材を増やして快適性が向上しています。新開発のコラムを採用したステアリングは、下部を四角くすることで乗り降りをしやすくするだけでなく、停車時に倒してノートパソコンやタブレットなどの業務用端末を使用したり、テーブルとして食事をとるのにも使えます。助手席エアバッグはセグメント初となるルーフマウントを採用することで、ダッシュボードにはノートパソコンやA4ファイルサイズのファイルを収納できるスペースが確保されました。これらにより、ドライバーにとって快適なモバイルオフィスとなるキャビンスペースを提供します。
シート配列はフロント1列3人掛けをはじめ、2列目に3人掛けシートを備えたダブルキャブのほか、新たにラインナップされたマルチキャブは2列目を2人掛けにしてL字型バルクヘッドを備えています。
インフォテイメントシステムは、従来モデルより拡大された13インチタッチスクリーンに最新のFORD SYNC4システムが組み合わされます。スマートフォンともAppleCarPlay/AndroidAutoをワイヤレス接続が可能で、USBソケットもType-Cポートにアップデートされるなど、デジタル面も大きくアップデートされました。
- トランジット・カスタムのインテリア
- パネルバンはフロント3人掛けシートが設定
- 快適なモバイルオフィスとして使えるキャビン空間
- 13インチに拡大された大画面タッチスクリーン
搭載されるエンジンと燃費
パワーユニットは、ディーゼルのほかPHEVとBEVが設定されています。
- ディーゼル
2.0L 直4ターボ EcoBlue 110PS(80kw)/310Nm
2.0L 直4ターボ EcoBlue 136PS(100kw)/360Nm
2.0L 直4ターボ EcoBlue 150PS(110kw)/360Nm
2.0L 直4ターボ EcoBlue 170PS(125kw)/390Nm
内燃機関仕様は全て2.0L直4ディーゼルのEcoBlueとなり、110PS、136PS、150PS、170PSの4つの出力が設定されています。環境性能が高いフォードの最新世代ユニットで燃費性能は136PS(8AT)仕様の欧州複合で12.6km/Lです。ほかにも2.5L Duratecガソリンユニットを中心としたPHEVとBEVのE-トランジット・カスタムがあります。
駆動方式はFFを中心に、新たにAWD仕様が一部パワーユニットで選択可能です。トランスミッションは6MTを中心に、2ペダルは従来モデルから多段化された高効率の8速ATが採用されました。ほかにもポイントとして牽引性能の高さがあります。最大約2,800kgのスペックをもち、さまざまなアイテムの牽引が可能です。
積載量と荷室空間
トランジット・カスタムの荷室に関するスペックは以下の通りです。クラストップレベルの開口部をもち、サイドステップが組み込まれたスライドドアの採用や、新プラットフォームによるシャーシとボディの最適化により従来モデルより低くなった床面など荷室へのアクセスや積み込みがより容易に進化しました。キャビンと荷室の間には強固なバルクヘッドが備わるほか、今回初登場となるマルチキャブのL字型バルクヘッドは、ライバルモデルにないめずらしい装備です。2列目シートの確保と荷室の拡大を両立し、パネルバン並みの長尺物の積載が可能になりました。
| バリエーション | パネルバン | ダブルキャビン | マルチキャブ | |||
|---|---|---|---|---|---|---|
| ボディタイプ | L1H1 | L2H1 | L1H1 | L2H1 | L1H1 | L2H1 |
| 最大荷室長(mm) ※カッコ内はシート下収納を含む |
2,602 (3,050) |
3,002 (3,450) |
1,604 | 2,004 | 2,647 | 3,047 |
| 最大荷室幅(mm) | 1,777 | ← | ← | ← | ← | ← |
| ホイールアーチ間荷室幅(mm) | 1,392 | ← | ← | ← | ← | ← |
| 最大積載容量(立方メートル) | 5.8 | 6.8 | 2.9 | 3.8 | 2.8 | 3.7 |
| 最大積載量(kg) | 870~1,407 | 824~1,361 | 755~1,228 | 709~1,181 | 1,003~1,147 | 9,63~1,105 |
- スライドドア開口部の広さはクラストップレベル
- スライドドア下部にはステップを装備
- 新プラットフォームにより床面が低くなった荷室
- マルチキャブは2列目シートを備えながら長尺物が積み込めます
サイズとスペック
【全長×全幅×全高】5,050×2,032(ミラー部分を含まず)×1,959 mm
【ホイールベース】3,275mm 【トレッド】前/後:- / -mm
【車両重量】 -kg
●エンジン
【構成】水冷直列4気筒ターボ DOHC16V フロント横置き
【総排気量】1,996cc 【直径×内径】 – ×-mm 【圧縮比】-:1
【最高出力】136ps(100kw)/-rpm 【最大トルク】360Nm/1,500-2,500rpm
【燃料容量】55L
●駆動系
【駆動方式】FF 【トランスミッション】8AT
【サスペンション】(前)マクファーソンストラット / (後)トーションビーム
【ブレーキ】(前)ベンチレーテッドディスク / (後)ディスク
【タイヤ】(前後)215/65R16
●パフォーマンス
【最高速度】174km/h 【0-100km/h加速】14.7秒
【燃費】約12.6km/L(新欧州複合基準)【価格】英国仕様 2025モデル:£45,348
歴史とトリビア
フォード トランジット・カスタム関連の歴史とトリビアを簡単にご紹介します。
- 2代目モデルはフォルクスワーゲン トランスポーターと兄弟車に
- トルコのフォード・オトサン工場で生産
- 乗用MPV仕様はトルネオ・カスタムの名前で展開
- 2024年インターナショナル バン・オブ・ザ・イヤー受賞
- 世界最速EVバンのコンセプトモデル「プロ・エレクトリック・スーパーバン」を公開
- 兄弟車となるフォルクスワーゲン トランスポーター
- コンセプトモデルのプロ・エレクトリック・スーパーバン
ライバル
全長5mクラスの欧州ミドルサイズLCVは、兄弟車のフォルクスワーゲン トランスポーターをはじめ、各社がラインナップするライバルが多い市場です。そのなかでも最も近しいライバルとしてシトロエン ジャンピー(ディスパッチ)を挙げます。シトロエンをはじめ欧州では6つのブランドで兄弟車を展開しており、これらのモデルはトランジット・カスタム/トランスポーターのタッグと好敵手となりそうです。
- シトロエン ジャンピー(ディスパッチ)
- ルノー トラフィック
並行輸入するなら。オススメのグレードと価格情報
10年ぶりとなるフルモデルチェンジが行われた新型トランジット・カスタムですが、フォードが既に日本市場からインポーター業務から撤退しているのに加えて、従来モデルを含むトランジットファミリーが正規導入された実績がないため、新型モデルも日本に正規導入される可能性は残念ながら低いと予想されます。そのため、確実に手に入れるなら引き続き並行輸入がおすすめです。新型トランジット・カスタムのグレード構成は以下の通りです。右ハンドル英国仕様、左ハンドル欧州仕様共に設定されています。
グレード構成(右ハンドル英国仕様)
- LEADER
16インチスチールホイール+センターキャップ、クイックヒーター付きフロントガラス、レインセンサー付きフロントワイパー、デイタイムランニングライト、電動格納ヒーテッドドアミラー、オーバーヘッドコンソール、ボトルホルダー、FORD SYNC4+13インチマルチファンクションディスプレイ、電動パーキングブレーキ、リアパーキングセンサーなどが装備(エアコンはオプション) - TREND
(LEADERに対して)16インチスチールホイール+フルホイールキャップ、一部ボディ同色バンパー、鍵付きグローブボックス、オートエアコン、フロント/リアパーキングセンサー、リアビューカメラなどが装備 - TRAIL
(TRENDに対して)16インチブラックアルミホイール、TRAIL専用グラフィックデカール、カーボンブラックフロントグリル、グロスブラック仕上げドアミラー、Sensicoレザー調ステアリング/シフトノブ、高光度LED荷室ランプ、イエローステッチ入り専用シートトリムなどが装備 - LIMITED
(TRENDに対して)16インチシルバーアルミホイール、フルカラードフロント/リアバンパー、デイタイムランニングライト付きLEDヘッドライト、電動格納ヒーテッドドアミラー、ランバーサポート付き4ウェイ調整ヒーテッドシートなどが装備 - SPORT
(TRENDに対して)マットブラック17インチアルミホイール、SPORT専用アクセントストライプ、フルカラードフロント/リアバンパー、カーボンブラックフロントグリル、LEDヘッドライト、デュアルゾーンフルオートエアコン、アルマイト加工されたインストルメントパネル装飾、ブルーステッチ入り専用シートトリム(一部レザー調)などが装備
グレード構成(左ハンドル欧州仕様)
- BASIS
16インチスチールホイール+センターキャップ、電動パーキングブレーキ、ヒーター付きフロントガラス、電動調整ヒーテッドドアミラー、FORD SYNC4+13インチマルチファンクションディスプレイ、リアパーキングパイロットシステム、キーレススタートなどが装備(エアコンはオプション) - TREND
(BASISに対して)16インチスチールホイール+フルホイールキャップ、一部ボディ同色バンパー、鍵付きグローブボックス、オートエアコン、フロント/リアパーキングパイロットシステム、リアビューカメラなどが装備 - TRAIL
(TRENDに対して)16インチブラックアルミホイール、LEDヘッドライト、TRAIL専用グラフィックデカール、カーボンブラックフロントグリル、グロスブラック仕上げドアミラー、Sensicoレザー調ステアリング/シフトノブ、運転席/助手席シートヒーター、イエローステッチ入り専用シートトリムなどが装備 - LIMITED
(TRENDに対して)16インチシルバーアルミホイール、フルカラードフロント/リアバンパー、ターンシグナル内蔵電動格納ヒーテッドドアミラー、LEDヘッドライト、Sensicoレザー調ステアリング/シフトノブ、運転席/助手席シートヒーターなどが装備 - SPORT
(TRENDに対して)マットブラック17インチアルミホイール、SPORT専用GTストライプ、リアスポイラー、クローズアシスト付きスライドドア、デュアルゾーンフルオートエアコン、ブルーステッチ入り専用シートトリム(一部レザー調)、ランバーサポート付き5ウェイ調整運転席などが装備
トランジット・カスタムのオススメは、右ハンドル英国仕様パネルバンのL1H1ボディ、TRENDグレードに2.0L EcoBlue 136PS仕様と8ATの組み合わせです。日本で乗るのに必須ともいえるエアコンに加え、各種装備が充実したTrendグレードに、大きすぎないL1H1ボディと右ハンドル、オートマチック限定免許でも運転できる8ATは、日本でも乗りやすく新型トランジット・カスタムの魅力を幅広いユーザーに味わっていただけるチョイスです。
ほかにもパネルバン譲りの高い積載性を持ちながら、レジャーユースでも楽しまれたいユーザーには、フォードが新たな使い方として提案するL字型バルクヘッドを備えたマルチキャブの選択もよいでしょう。
新型モデルはフォルクスワーゲンとの共同開発により、トランジットブランドがもつ堅牢な商用車作りと、フォルクスワーゲンの高品質さが加わり、より完成度が高まりました。幅広く改良された新しい一台をいち早く欧州現地からお取り寄せしてみませんか。
- フォード トランジット・カスタム パネルバン L1H1 280 TREND 2.0 EcoBlue 136PS 8AT(右ハンドル英国仕様)
- フォード トランジット・カスタム マルチキャブ L1H1 320 LIMITED 2.0 EcoBlue 170PS 8AT(右ハンドル英国仕様)
- フォード トランジット・カスタム パネルバン L1H1 280 LEADER 2.0 EcoBlue 110PS 6MT+エアコンオプション選択(右ハンドル英国仕様)
ほかにも、左ハンドル欧州仕様をはじめ、さらに広い荷室をご希望のユーザーにはLWBのL2H1ボディや、ファミリーユースでも活躍しそうな2列目を備えるダブルキャビン、タフなイメージのTRAIL仕様やスポーティなSPORT仕様も並行輸入可能ですのでお気軽にお問い合わせください。
従来モデルについても、既に生産終了しており現地でも程度のよい物件が少なくなりつつありますが、現地市場からお探しいたします。それぞれ解説記事がありますのでご参照ください。



(£1=190円時・現地値引き交渉前)
(現地値引き交渉前価格:£45,348)\ 11,833,000
(現地値引き交渉前価格:£52,080)\13,287,000
(現地値引き交渉前価格:£40,860)\10,862,000
掲載価格について(為替差益、現地ディスカウント還元!)
※ウィズトレーディングでは参考乗り出し価格例として新車、中古車は掲載時の為替レートで表記しておりますが、お見積り等はご依頼時点の為替レートを適用、差益分があれば還元させていただきます。
また、欧州各国の仕入れ先はディーラーとの価格交渉も頑張っております。これらのディスカウントも当然、皆様へのご提案価格へ反映させていただきます。
現地との綿密な相談による「正確さと速さ」をモットーにしています
海外では仕様・オプション等の位置づけが日本の慣習と異なることも多く、並行輸入では注意が必要です。新車・中古車共にご納得のできる仕様を確実にご納車出来るように、時差を考慮しつつ、仕入れ先とは何度も仕様確認や質問事項をやり取りしており、正確さと速さをモットーに務めております。
プロフェッショナルが仕上げた究極のスポーツバン「MS-RT」も並行輸入できます
トランジット・カスタムには、フォードのラリーパートナーであるM-Sportの子会社であるMS-RTが出掛けたトランジット・カスタム MS-RTがラインナップされています。商用車としての実用性を保ちつつ、オンロードでのドライバビリティを追求した究極のLCVとして開発されました。現時点では(2025年11月現在)右ハンドル英国仕様のみですが、パネルバンとダブルキャビンに設定され、どちらも並行輸入可能です。
MS-RTブルーのブレーキキャリパーが覗く19インチのアルミホイールをはじめ、フロント/リアスポイラー、ローダウンサイドスカート、ヴィーガンレザーのスポーツシートなどモータースポーツにインスパイアされた各種専用アイテムが装備され、ドライバーのスポーツマインドを刺激するスペシャルな一台です。
フォード トランジット・カスタム MS-RT
- MS-RT専用装備
専用19インチアルミホイール(SPORTより0.5J幅広)、専用フロント/リアスポイラー、ローダウンサイドスカート、グロスブラック仕上げのドアミラー/ドアハンドル、頂点にブルーのマーカーが入ったステアリングホイール、ヴィーガンレザーの専用スポーツシートなどの専用アイテムが装備- MS-RTブルーのキャリパーを覗かせる専用19インチアルミホイール
- 空力特性を向上させる専用リアスポイラー
- MS-RTロゴ入り専用スポーツシートが装備
- リアにはMS-RTのエンブレムが装着されます
画像と動画
- フォード トランジット・カスタム(L2H1ボディ)
- 貨客混在のダブルキャビン
- バックドアは観音開きが標準で設定
- ダブルキャビンには窓付きスライドドアが装備されます
- ダブルキャビンには3人掛け2列目シートが装備
- マルチキャブはL字型バルクヘッドと2人掛け2列目シートが装備
- テーブルなどにも使える可倒式ハンドルコラムを採用
- 従来モデルと比べてスタイリッシュになったTRAIL仕様
- スポーティな装いのSPORT仕様









































