並行輸入 新車|シトロエン スペースツアラー(2026-)に乗る。進化した日本未導入MPVの概要・スペック・価格の情報。

シトロエン スペースツアラー シトロエン/DS
シトロエン スペースツアラー

全長5mクラスとなる欧州LCVをベースにしたラージサイズMPVモデルは、現地では多くのメーカーがラインナップする一方、現状日本市場には正規導入されているモデルはありません。そのなかでも多くの兄弟車をもつモデルがフェイスリフトに加えて、新たなディーゼルユニットを採用し、完成度がさらに高まりました。
今回はシトロエンのラージサイズMPV「スペースツアラー(CITROEN Spacetourer)」を解説。フェイスリフトされた新型モデルに、新たなディーゼルユニットを搭載した内燃機関仕様を中心に解説。概要・スペック・価格・並行輸入で乗るための情報を解説します。

シトロエン スペースツアラーとは

シトロエン スペースツアラー

シトロエン スペースツアラー

スペースツアラーはシトロエンの全長5mクラスとなるLCVをベースにしたMPVモデルです。ボディサイズはコンパクトなMボディで全長:4,983mm×全幅:1,920mm(ミラー部分を除く)×全高:1,890 mmと、国産車では全長こそトヨタ アルファードに近いサイズですが、全幅などは一回り大きいサイズ感となります。

現在販売されているモデルは、スペースツアラーとしては初代モデルとなります。実質的にはLCVのジャンピー(英国ではディスパッチ)に設定されていた乗用向け仕様の後継車種にあたり、2016年にジャンピーが3代目にフルモデルチェンジしたタイミングで乗用向け仕様はスペースツアラーの名前で独立しました。ジャンピー時代から複数メーカーとのジョイントベンチャーで開発されてきたモデルでしたが、スペースツアラーではミニバン作りに多くのノウハウがあるトヨタが新たに開発に加わったことでミニバンとしての使い勝手が向上し、市場でも高い評価を得ました。

2023年にはフェイスリフトを行い、最新シトロエンのデザインテイストが取り込まれ、エクステリア/インテリアからインフォテインメントシステムまで幅広くアップデートされました。2026年には最新の厳しい環境規制をいち早くクリアした新たなディーゼルユニットが搭載され、これが現在販売されているモデルとなります。
プラットフォームには乗用モデルの上級車種にも使われるEMP2を採用することで、LCVのタフさと乗用車としての快適性を両立しています。欧州市場の兄弟車にはプジョー トラベラー、フィアット ウリッセ、オペル/ボクスホール ザフィーラ、トヨタ プロエース・ヴァーソと多くのモデルが展開され、このクラスでは一大勢力となっています。
各所がアップデートされた最新モデルをメーカーは「力強く表現力豊かなデザイン、多様な構成に対応するモジュール性、あらゆる状況に対応する快適な車内空間を備えた移動式ラウンジ」とアピールしています。

欧州では好調な販売実績を上げているスペースツアラーですが、従来モデルも含めて現在まで日本に正規導入された実績はありません。

ココがスゴイ!シトロエン スペースツアラー

シトロエン スペースツアラーを語るうえで外せないポイントが以下の5つです。

  • 新世代シトロエンに共通するデザインを採用
  • 5人から9人乗りまで用途に合わせて選択可能
  • ステランティスの新2.2Lディーゼルユニットを採用
  • LCVのタフさと乗用車としての快適性の両立
  • 安全性と運転支援機能の大幅な向上

スタイリングとインテリア

  • 用途に合わせて選べる2種類のボディタイプ
  • フロントエンドを中心にモダンな意匠にアップデート
  • 質感高くエレガントなインテリア
  • 最新のインフォテインメントシステムにアップデート

ボディタイプは、標準ボディとなる全長4,983mmのMとロングボディとなる全長5,333mmのXLの2種類がラインナップされています。どちらもホイールベースは同じでリアオーバーハングの差となります。

エクステリアは高めのボンネットを備えた垂直のフロントエンドを中心に新たなデザインとなりました。コの字型に配置されたLEDの3セグメントライトシグネチャや、新しい楕円型のシトロエンロゴを組み込みシェブロンのパターンが入れられたアッパーグリルなど、コンセプトカーのOLIから始まった新世代シトロエンのモダンな意匠を採用しており、日本でも人気のベルランゴなどにも共通性を感じます。このデザイン処理は数多く展開される兄弟車のなかで、シトロエンのモデルしてうまく作り分けがされていると言えそうです。
リアドアは両側スライドドアとなり、一部仕様は手が塞がっているときも足の動きだけで開閉できるジェスチャー対応の電動タイプが設定されます。バックドアには狭いところでも荷物が取り出せるガラスハッチが備わる跳ね上げ式が組み合わされます。

大きな開放感を感じることができるパノラマガラスルーフを備えたModutopがオプションで設定

インストルメントパネルは直線を基調としたものになり、大型化されたタッチスクリーンはドライバーから見やすい位置に配置されました。質感が高くエレガントなデザインである一方、スマートフォン収納にも対応するカップホルダーやタブレットも入るダッシュボードの収納など実用性も兼ね備えています。ほかにもダッシュボード上部/下部の間を室内幅全般に渡り横切るグレートーンの装飾は、エレガントさの演出だけでなく、車内の広さを強調するエフェクトにもなっています。ステアリングも新たにベルランゴなどと同じく2スポークのフラットボトムタイプになりました。フロントシートには仕様によりマッサージ機能が装備され、ほかのシートも長距離長時間移動でも疲れづらいものが組み合わされます。シート配列はフロント2人掛けとなる2+3+3の8人乗り、フロント3名掛けとなる9人乗りのほか、オプションで2列目および3列目を2人掛けにして多機能テーブルを囲んで回転対座可能な6人乗りVIPパッケージや、ラゲッジにたくさんの荷物を積みたいユーザーには3列目シートのレスオプションも用意されており、ユーザーの用途に合わせた選択が可能です。シート表皮はファブリックをはじめ、高級感のあるレザーシートも用意されています。

インフォテインメントシステムは、10インチに拡大および高解像度化されたタッチスクリーンが組み合わされ、スマートフォンとはAppleCarPlay/AndroidAutoのワイヤレス接続に対応しています。各種デバイスの充電などに使われるUSBポートはType-Cにアップデートされました。

搭載されるエンジンと燃費

パワーユニットは、ディーゼルのほかBEV仕様のe-スペースツアラーが設定されています。

  • ディーゼル
    2.2L 直4ターボ Diesel180 180PS(132kw)/400Nm

ディーゼルで設定されるのは2.2L直4ターボ 180PS仕様の1種類となります。従来の2.0L BlueHDiからリプレイスされたステランティス最新設計のディーゼルユニットは、欧州LCVとして定評のあるフィアット デュガト譲りのMultiJetに近い設計と言われています。高い耐久性のほか、排気量の拡大により、余裕のある動力性能と最新の排気ガス規制「Euro6e」をいち早くクリアした高い環境性能を実現しているのもポイントです。燃費性能は欧州複合で15.1km/Lです。

8ATのセレクターはダイヤル式からボタン式にアップデート

8ATのセレクターはダイヤル式からボタン式にアップデート

駆動方式はFFで、トランスミッションは滑らかな変速に定評のある8ATが設定されており、セレクターが従来のダイヤル式からボタン式にアップデートされました。

走行性能とハンドリング

サスペンションはフロント:マクファーソンストラット、リア:ウィッシュボーンが採用されています。基本的な構成は従来モデルから継承しますが、フル乗車やレジャーアイテム満載で高速走行するようなシビアコンディションでも、安定した走りができるタフさは欧州LCV譲りの美点と言えるでしょう。

シビアコンディションでも安定した走りは欧州LCV譲りの美点です

シビアコンディションでも安定した走りは欧州LCV譲りの美点です

フェイスリフトのタイミングで安全関連機能もアップデートされ、衝突被害軽減ブレーキは歩行者およびサイクリスト検知に対応された最新仕様が採用されたほか、仕様により180度カラーリアカメラ付きパーキングアシストなどが装備されます。

サイズとスペック


●寸法・重量
【全長×全幅×全高】4,983×1,920(ミラー部分を含まず)×1,890 mm
【ホイールベース】3,275mm 【トレッド】前/後:1,627 / 1,600mm
【車両重量】 -kg
●エンジン
【構成】水冷直列4気筒ターボ DOHC16V フロント横置き
【総排気量】2,184cc 【直径×内径】 – × -mm 【圧縮比】-:1
【最高出力】179ps(132kw)/3,500rpm 【最大トルク】400Nm/1,500rpm
【燃料容量】-L
●駆動系
【駆動方式】FF 【トランスミッション】8AT
【サスペンション】(前)マクファーソンストラット / (後)ウィッシュボーン
【ブレーキ】(前)ベンチレーテッドディスク / (後)ディスク
【タイヤ】(前後)225/55R17
●パフォーマンス
【最高速度】-km/h 【0-100km/h加速】-秒
【燃費】約15.1km/L(新欧州複合基準)【価格】欧州仕様 2026モデル:€40,930

歴史とトリビア

シトロエン スペースツアラー関連の歴史とトリビアを簡単にご紹介します。

  • LCVのバン仕様は現在もディスパッチの名前で販売
  • ジョイントベンチャーによる開発にトヨタが新たに参加
  • 兄弟車にはプジョー トラベラーをはじめ多くのモデルがあり
  • BEV仕様はe-スペースツアラーとして販売
  • キャンピングカー架装されたホリデイズもラインナップ

ライバル

全長5mクラスの欧州LCVをベースにしたMPVは、シトロエン スペースツアラーをはじめとする兄弟車以外にも各社がラインナップするライバルが多い市場です。そのなかでも近しいライバルとしてルノー トラフィック スペースクラスを挙げます。トラフィックのなかでも高級版となるスペースクラスは装備も充実しており、最近では9速ATを採用する改良も行われ、スペースツアラーの手強いライバルとなりそうです。

並行輸入するなら。オススメのグレードと価格情報

欧州では好調な販売実績を上げるスペースツアラーですが、従来モデルも含めて日本に正規導入された実績はありません。兄弟モデルも正規導入されていないことを考えると、今後も正規導入される可能性は残念ながら低いと予想されます。そのため、確実に手に入れるなら引き続き並行輸入がおすすめです。スペースツアラーのグレード構成は以下の通りです。現在左ハンドル欧州仕様、右ハンドル英国仕様共に設定されております。

グレード構成(左ハンドル欧州仕様)

  • PLUS
    17インチスチールホイール+フルホイールキャップ、ECO LEDヘッドライト(デイタイムランニングライト付き)、ボディ同色バンパー、両側スライドドア、電動格納ヒーテッドドアミラー、マニュアルエアコン、2列目および3列目3人掛けベンチシート、運転先高さおよびランバーサポート調整、ステアリングホイールリモコン、10インチHDスクリーン、AppleCarPlay/AndroidAutoワイヤレス接続対応、電動パーキングブレーキ、リモコンセントラルロック、電気式パーキングブレーキ、リアパーキングアシストなどが装備
  • MAX
    (PLUS対して)17インチアルミホイール、ハンズフリー電動両側スライドドア、マルチファンクションレザーステアリングホイール、レザーシート、シートヒーターおよびマッサージ機能付き運転席/助手席、フロントシートバックテーブル、180度カラーリアカメラ付きパーキングアシストなどが装備

グレード構成(右ハンドル英国仕様)

  • PLUS
    17インチスチールホイール+フルホイールキャップ、LEDヘッドライト(デイタイムランニングライト付き)、ボディ同色バンパー、両側スライドドア、電動格納ヒーテッドドアミラー、マニュアルエアコン、2列目および3列目3人掛けベンチシート、運転席高さおよびランバーサポート調整、運転席アームレスト、フロントインテリアライト、10インチHDスクリーン、AppleCarPlay/AndroidAutoワイヤレス接続対応、リモコンセントラルロック、電気式パーキングブレーキ、ヒルスタートアシスト、セーフティパック、リアパーキングアシストなどが装備
  • MAX
    17インチアルミホイール、ハンズフリー電動両側スライドドア、マルチファンクションレザーステアリングホイール、サブウーファー付きHiFiパック、デュアルゾーンオートエアコン、後部座席エアコンパネル、運転席/助手席アームレスト、キーレスエントリーGo、ブラインドスポットモニター、180度カラーリアカメラ付きパーキングアシストなどが装備

スペースツアラーのオススメは、左ハンドル欧州仕様のMボディ、PLUSグレードにDiesel180と8ATの組み合わせです。全長5mを切る日本でも比較的に乗りやすいMボディに、ベースグレードながらも充実した装備のPLUSグレードは普段使いから長距離走行まで快適に移動ができ、スペースツアラーのグランドツーリング性能の高さを実感できるチョイスです。一方、さらに広い室内空間の希望や多くの荷物を積まれるユーザーにはロングホイールベースとなるXLボディの選択もよいでしょう。
2016年のデビュー以降、改良を重ねてきたスペースツアラーは新たなパワーユニットを手に入れ、環境にやさしく走行性能も向上しました。より完成度が高まった最新のフレンチMPVを、いち早く欧州現地からお取り寄せして手に入れてみませんか。

  • シトロエン スペースツアラー PLUS M 2.2 Diesel180 8AT(左ハンドル欧州仕様)
  • シトロエン スペースツアラー PLUS XL 2.2 Diesel180 8AT(左ハンドル欧州仕様)
  • シトロエン スペースツアラー PLUS M 2.2 Diesel180 8AT(右ハンドル英国仕様)
  • シトロエン スペースツアラー PLUS XL 2.2 Diesel180 8AT(右ハンドル英国仕様)
改良を重ねてきたスペースツアラーは新たなパワーユニットを手に入れ完成度がさらに高まりました

改良を重ねてきたスペースツアラーは新たなパワーユニットを手に入れ完成度がさらに高まりました

右ハンドルをご希望の方は英国仕様をはじめ、より大容量のラゲッジスペースをお求めのユーザーにはXLボディ、さらに豪華な仕様をお求めならMAXグレードなど各種仕様も並行輸入できますのでお気軽にお問合せください。
合わせてキャンピングカー仕様のホリデイズ、プジョー トラベラーやトヨタ プロエース・ヴァーソをはじめとする兄弟モデル、従来モデルがご希望のユーザーには欧州現地市場で程度のよい中古車をお探しして並行輸入できますので、こちらもお気軽にお問合せください。
並行輸入 新車|シトロエン ホリデイズ(2024-)に乗る。日本未導入キャンピングカーの概要・スペック・価格の情報。
シトロエン ホリデイズを解説。概要・スペック・価格、並行輸入で乗るための情報をご紹介。

並行輸入 新車|シトロエン スペーツツアラー(2016-)に乗る。日本未導入ラージミニバンの概要・スペック・価格の情報。
シトロエン スペーツツアラー(CITROEN SPACETOURER)を解説。日本未導入の欧州製ラージミニバンの概要・スペック・価格、並行輸入で乗るための情報をご紹介。
シトロエン スペースツアラーを並行輸入した場合の国内乗り出し価格例
(€1=170/£1=195円時・現地値引き交渉前)
シトロエン スペースツアラー PLUS M 2.2 Diesel180 8AT(左ハンドル欧州仕様)
現地値引き交渉前価格:€40,930)\9,897,000
シトロエン スペースツアラー PLUS XL 2.2 Diesel180 8AT(左ハンドル欧州仕様)
現地値引き交渉前価格:€41,930)\10,089,000
シトロエン スペースツアラー PLUS M 2.2 Diesel180 8AT(右ハンドル英国仕様)
現地値引き交渉前価格:£38,955)\10,554,000
シトロエン スペースツアラー PLUS XL 2.2 Diesel180 8AT(右ハンドル英国仕様)
現地値引き交渉前価格:£39,855)\10,749,000

英国仕様右ハンドル車を横浜近郊に納車した場合の乗出し価格(1年20,000km保証付)例です。
オプション装備、有償カラー料金、他地域への納車費用は別途となります。
特殊な地域以外は全国納車対応いたします。
右ハンドル・左ハンドル対応!
ウィズトレーディングでは英国(イギリス)をはじめドイツ、フランス、ベルギー他、欧州数か国に対応できるサプライヤーと協力体制を敷いています。英国仕様の右ハンドル車、その他欧州仕様の左ハンドル車もご用意できます。

掲載価格について(為替差益、現地ディスカウント還元!)

※ウィズトレーディングでは参考乗り出し価格例として新車、中古車は掲載時の為替レートで表記しておりますが、お見積り等はご依頼時点の為替レートを適用、差益分があれば還元させていただきます。

また、欧州各国の仕入れ先はディーラーとの価格交渉も頑張っております。これらのディスカウントも当然、皆様へのご提案価格へ反映させていただきます。

現地との綿密な相談による「正確さと速さ」をモットーにしています

海外では仕様・オプション等の位置づけが日本の慣習と異なることも多く、並行輸入では注意が必要です。新車・中古車共にご納得のできる仕様を確実にご納車出来るように、時差を考慮しつつ、仕入れ先とは何度も仕様確認や質問事項をやり取りしており、正確さと速さをモットーに務めております。

輸送について(海上輸送・航空輸送)
欧州各国からの輸送は、基本的にコンテナ船による海上輸送になります。ウィズトレーディングでは輸送時のキズ、錆の発生等のトラブルを防止するためコンテナ詰めの車両輸送が原則。輸送期間は欧州(英国)からの場合で40日前後(経由地等により変動)です。また、昨今では世界的なコンテナ不足の為にコンテナ輸送価格の高騰や、確保が難しくなっております。お客さまへ少しでも早く、安全にお届けする為に車両運搬船(船会社を指定し、安全を重視)を利用する事も御座います。 更には、納期最優先という方には航空便輸送も手配いたします。(コストは相応にかかります。時期により価格が異なるために都度、契約会社への見積もり)輸出手続き終了後、2-3日で日本に到着します。

画像と動画

掲載している情報は記事公開時におけるものです。現在では仕様変更や一部改良、販売価格の変更等が行われている場合があります。公式サイトやカタログ等をご確認いただき、ご不明な点は遠慮なくご相談ください。

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