こんにちは!
ウィズトレーディング代表の宮崎です。
日本に未導入のクルマを海外から日本へ運んで、全国のお客様へお届けします。
『並行輸入あれこれ』では、輸送や国内での検査、保険、保証などのお話をしてきました(過去ブログ参照)。今回は横浜港へ到着・通関・検査についてです。
石川県のTさまご依頼の後期型シトロエン C4カクタスが横浜港へ到着しました。2018年のマイナーチェンジで待望のハイドラクティブ(ハイドロ)サスペンション「PHC」の復活、日本のアイシンAW製のトルコンAT(EAT6)と合わせて製造終了後も人気のクルマです。
ウィズトレーディング(ウィズカーズ)の本拠地である横浜港へ到着、事前の準備を済ませてから税関事務所へ赴きます。輸入許可申請を終えて、いよいよ大型X線検査となります。ここでは、コンテナごと検査を受ける事が可能な大型X線検査機器があります。日本に持ち込んではいけない物品や申告外の物品が混載されていないかを厳格に検査します。コンテナの中をご覧になる機会は中々無いと思いますが、クルマは厳重に固定されています。ひとつのコンテナの重心の変化でバランスを崩し、全体の荷崩れが起きないように防いでいるのです。
そして、X線検査に合格すると次はコンテナ開封検査となります。お気づきになった方も多いと思いますが、ウィズトレーディング(ウィズカーズ)では可能な限りコンテナでの輸送を心掛けております。搬出入や長い船旅での自然環境や悪戯、部品盗難、傷などのトラブルを避ける為に20フィート又は40フィートコンテナでの輸送を依頼しております。
開封検査は、荷主である私が到着後に初めて開封することになります。一度開封すればすぐにわかるように金属の封がしてあるので安心です。大きな金切りバサミ(これが重い)を使用し、ガツンと開封します。この間、検査官はカメラを持って撮影をしています。扉を開けて、荷台も開けての検査に合格です。
さて、無事に検査に合格後は関税を支払っての輸入許可証発行となります。漸く、Tさまご依頼のカクタスの確認と受け取りが完了しました。この後、整備・取り付け・予備検査を行う為に自社ヤードへ回送します。Tさま、楽しみにお待ちくださいませ!
ウィズトレーディング(ウィズカーズ)では可能な限り現在のステータスをお客様へ画像をもってお知らせします。長い間お待ちくださっているのですから、少しでも情報をご案内したいと考えております。
ウィズトレーディング(ウィズカーズ)では、ご自身の希望で製造時オプションを装着する事が可能な新車(現地製造期間がプラスされますが、希望通りのクルマ)、新車在庫(製造時オプションは装着無いものが多い)、登録済新車及び新古車(新車に近い状態で価格抑えめ)、低走行距離中古車(現地で状態も確認安心)、希望の中古車(状態確認し、相談しながら進めてまいります)と様々な手配が可能です。
先ずは、ご相談下さい!