こんにちは!
日本に未導入のクルマを海外から日本へ運んで、全国のお客様へお届けします。
『並行輸入あれこれ』では、輸送や国内での検査、保険、保証などのお話はしてきました(過去ブログ参照)。今回は並行輸入車|購入する前に知っておきたいこと /スズキ ジムニー XL (ジムニー 5ドア)豪州で発売開始!です。
日本で大人気の本格オフローダーのJimny(ジムニー)、国内で購入すると納車まで長い時間を要すると聞きます。また、今年の夏前には待望の5ドアが発売されるかもしれないとの事で、待ち望んでおられる方も多いのではないかと思います。ジムニーは、インドで発売後に中南米や中東、アフリカでも販売され、本年から豪州で発売されました。
豪州のスズキHP
ウィズトレーディング(ウィズカーズ)では、昨年に欧州スズキのジムニー バンをご納車させていただきました。欧州でジムニー 5ドアが発売されれば、受付を開始したいと考えております。
欧州仕様スズキ ジムニーと他国仕様との違いについて
欧州のジムニーが何故バン仕様なのかを再度振り返ってみます。サイト内のジムニー説明記事にも記載しておりますが、以下のような経緯となります。
2018年には4代目モデルがデビューし、20年ぶりのフルモデルチェンジとなりました。先代モデルから多くの面でアップデートされ、欧州市場には日本のシエラに相当する1.5Lユニットを搭載したモデルが導入されています。欧州でも日本同様市場で大きな反響を得たにも関わらず、2020年には早々に販売終了となりました。これは欧州で各メーカーに定められているCO2排出量の問題が関わっており、ハイブリッドなどのデバイスを持たないジムニーはCO2の平均排出量を超える懸念があったためと言われています。
しかし、販売終了からブランクを経た2022年にジムニーは欧州市場にカムバックすることになりました。ここで再導入された仕様は定員が4人から2人になったバン仕様となり、これが現在販売されているモデルになります。欧州では乗用車と比較して商用車は排気ガス規制が緩めのため小型LCV(商用車)扱いのバン仕様にすることで再導入が可能になったようです。
欧州ジムニー 5ドアは、どうなるのか?以前に、AUTO CAR JAPANでは以下の記事を掲載されていました。もしかしたら、欧州ではスズキ・ビターラ(日本名:エスクード)と同様のハイブリッド・システムを使用する可能性があります。
勿論、左ハンドルやハイブリッドエンジンでも希望があれば導入したいと考えております。ウィズトレーディング(ウィズカーズ)では現在、インド仕様や豪州仕様を日本に輸入した場合に国内登録は可能かどうかを調査、関係機関に相談しながら進めております。進展があれば、また、ご報告させていただきます。