こんにちは!
ウィズトレーディング代表の宮崎です。
日本に未導入のクルマを海外から日本へ運んで、全国のお客様へお届けします。
『並行輸入あれこれ』では、輸送や国内での検査、保険、保証などのお話をしてきました(過去ブログ参照)。今回は漸く完成!トヨタ ハイラックス 2.8D ダブルキャブ Invincible X 6MT 英国仕様右ハンドル 現地ディーラー納車整備完了!の単独ブログです。
日本で通常販売されているハイラックスですが、ウィズトレーディングではハイパワーな2.8Lディーゼルエンジンや6MT仕様など日本未導入仕様を熱望される多くのお客様から既に複数台のご注文を頂いております。欧州のみのオプションや、アクセサリーも国内ユーザーさまからのお問い合わせが多いクルマです。
コロナ禍での工場稼働状態や、世界的な半導体チップの不足で当初完成予定から大きく遅れての完成です。ご依頼主は岐阜県にお住いのTさま、弊社からの経過報告や画像に『今か、いまか』とお待ちくださっています。間もなく、船積みとなります。Tさま、楽しみにお待ちくださいませ。
仕様は、トヨタ ハイラックス(TOYOTA Hilux) DoubleCab Invincible X 2.8Dieselの6MTです。最上級グレードにボディカラーは、クリムゾンスパーク。オプションには、ロールカバー、フランジトゥバー、ベッドライナー、アルミサイドステップの拘りオプション装着です。
ハイラックスのボディタイプは3種類。1列2シーターの「SingleCab」、2列4シーターのある「ExtraCab」、2列5シーターの「DoubleCab」になります。ライバルにもこのように3種類ライナップするモデルがありますが、ポイントはExtraCab。リアシートに乗り込みやすいよう観音開きのリアドアを備えています。
今回のフェイスリフトではフロントグリルやバンパーの形状変更、ハイラックスでは初採用となるBiLEDヘッドライトの採用などエクステリアの各所がアップデート。特にフロントグリルは開口部が大型化され北米仕様のタンドラのような雰囲気に。これにより力強く迫力あるエクステリアに進化しました。
インテリアは今回のフェイスリフトで一部インパネデザインが変更になっています。新たに採用された大画面のディスプレイオーディオは、日本仕様には設定されていないアイテム。スマートフォンはiPhone(AppleCarPlay)、Android(AndroidAuto)それぞれに対応しています。シートはDoubleCabは後席がしっかり座れるサイズのもの。ExtraCabは最低限となりますが、大人2人が座れるリアシートが確保されています。
インテリア各所の質感は高く乗用車としても十分なものに仕上がっています。これに加えて一部グレードには日本仕様で設定されていないレザーシートやJBLプレミアムサウンドシステムも選択することが可能です。
組み合わされるのは排気量違いのGD型直4エンジン。このGD型エンジンはトヨタが推し進めるTNGAのアーキテクチャをエンジンに初めて適用して開発されたもの。従来よりもハイパワーで環境性能も向上したトヨタ最新のディーゼルユニットです。
日本仕様に設定されるのは2.4Lの2GD型のみですが、注目は2.8Lの1GDユニット。今回のフェイスリフトではターボチャージャーの大型化をはじめ、各所の最適化やピストンリングのフリクションを減少させるダイヤモンドライクカーボン(DLC)コーティング、インテークマニホールドの改善などにより、ハイパワーを手に入れるのと同時に最新の排気ガス規制をパスしています。2.4L仕様と比べてよりパワフルで加速性能も向上。0-100Kmをわずか10.7秒でこの巨体を引っ張り、従来モデルよりも2.1秒短縮されています。
トランスミッションは6MTと一部グレードには6ATが設定。このなかでも2.8Lエンジンと6MTの組み合わせは右ハンドル英国仕様のみに設定されています。
ウィズトレーディング(ウィズカーズ)では、ご自身の希望で製造時オプションを装着する事が可能な新車(現地製造期間がプラスされますが、希望通りのクルマ)、新車在庫(製造時オプションは装着無いものが多い)、登録済新車及び新古車(新車に近い状態で価格抑えめ)、低走行距離中古車(現地で状態も確認安心)、希望の中古車(状態確認し、相談しながら進めてまいります)と様々な手配が可能です。
先ずは、ご相談下さい!