欧州ではバカンスを共にする相棒としてキャンピングカーはポピュラーな存在です。そのため長年各メーカーがラインナップするほか、多くの専門ビルダーが存在します。
そのなかでも40年以上の歴史があり、クラス最高峰と称しても過言ではない一台が、モデルチェンジでさらなる進化を遂げました。
今回はメルセデス・ベンツのキャンビングカー「Vクラス マルコポーロ(MERCEDES BENZ V-Class MarcoPolo)」を解説。概要・スペック・価格・並行輸入で乗るための情報を解説します。
メルセデス・ベンツ Vクラス マルコポーロとは
Vクラス マルコポーロはメルセデス・ベンツの全長5mクラスのMPVであるVクラスをベースに架装されたキャンピングカーです。ボディサイズは全長:5,140mm×全幅:1,928mm(ミラー部分を含まず)×全高:1,990 mmと国産車ではトヨタ ハイエースのスーパーロングベースのキャンピングカーよりも少しコンパクトなサイズです。
マルコポーロの歴史を遡ると、1984年デビューの初代モデルにたどり着きます。当時の中型LCVであるT1をベースに、老舗キャンピングカービルダーであるウェストファリアが架装したモデルにはじめてマルコポーロの名前が付けられました。短いボンネットと対照的に背が高く広い室内、バハマベージュのボディにベージュブラウンでコーディネイトされたインテリアは究極の一台として市場で受け入れられました。
- 初代となるT1をベースにしたマルコポーロ(1984年)
- ヴィトーがベースになった2代目モデルではポップアップルーフを装備(1996年)
その後はヴィトー(初代VクラスのLCV版)をベースにした1996年デビューの2代目ではポップアップルーフが採用され、ビアノ(2代目Vクラス)をベースにした2003年デビューの3代目、3代目Vクラスをベースにした4代目と、40年近くの歴史があります。
2023年にはベースとなるVクラスのフェイスリフトに合わせて、マルコポーロも同時に新型に切り替わりました。これが現在販売されているモデルとなり、メルセデス・ベンツとウェストファリアの共同で開発されています。ベース車に準じたエクステリア/インテリアをはじめ、パワーユニット、キャンパー装備まで幅広く改良が行われ、メーカーは「単なるバンライフではなく、グランピングとなる一台である」とアピールしています。翌2024年にはミニキッチンなどを省く一方、よりミニバン的な使い方ができるマルコポーロ・ホライズンも追加されています。
- 4代目Vクラス マルコポーロの初期モデル(2014年)
- ベースとなるVクラスも同時にフェイスリフト(2023年)
日本には3代目のフェイスリフト前モデルにキッチンが装備されないV220d マルコポーロ・ホライズンが正規導入されていましたが、2023年のフェイスリフトのタイミングで販売終了しており、最新モデルのキャンピングカー仕様は正規導入されておりません。
ココがスゴイ!メルセデス・ベンツ Vクラス マルコポーロ
メルセデス・ベンツ Vクラス マルコポーロを語るうえで外せないポイントが以下の5つです。
- 老舗キャンピングカービルダーと共同開発
- 選べる2種類のキャンピングカー仕様
- 4人が余裕をもって就寝可能な室内空間
- ハイパワー仕様やAWD仕様の4MATICも選択可能
- 各種装備を統合コントロールするMBACの採用
スタイリングとインテリア
- 引き続きポップアップルーフを採用
- より豪華に迫力が増したエクステリア
- 新設計のインストルメントパネルにアップデート
- 高級感を感じる明るいインテリア空間
ボディタイプはベッドスペースにもなるポップアップルーフを備えた全長5,140mmの1種類が設定されています。VクラスのLong仕様をベースにしており、KompaktやExtraLangボディの設定はありません。
エクステリアは基本的にベースとなるVクラスに準じています。フロントセクションは従来モデルから拡大されたのに加えて、グリル周辺が光るイルミネーテッド・ラジエーターグリルや、新デザインとなるアダプティブ・マルチビームLEDヘッドライトおよびフロントバンパーなどが採用され、より豪華で迫力が増しました。リアセクションはLEDテールライトや、リアバンパーも新デザインのものが採用されたほか、狭いところでも荷物が取り出すことができるガラスハッチが備わるリアゲートには、メルセデス・ベンツのレタリングが入ったクロームトリムが追加されました。リアドアは片側スライドドア(マルコポーロ・ホライズンは両側スライドドア)となり、サイドには幅260cmのオーニングが装備されます。最大200cmまで引き延ばすことができ、キャンプや旅先での休憩にも役に立ちそうです。
- メルセデス・ベンツ Vクラス マルコポーロ(リア)
- マルコポーロ・ホライズンはミニキッチンがないぶん両側スライドドアになりなす
- 従来モデルよりも大きく迫力が増したフロントグリル
- ポップアップルーフにウェストファリアのロゴが入ります
運転席周りのインテリアは、エクステリアと同じくVクラスに準じています。今回のフェイスリフトでインストルメントパネルが再設計され、新しいデザインのものにアップデートされました。新たに採用された2つの大画面高解像度スクリーンの統合をはじめ、スタイリッシュな形状のエアベントや、64色が設定可能なアンビエントライティングなど高級感のあるものに仕上がっています。マルコポーロではリビング空間で寛げるよう、運転席および助手席が回転してテーブルが囲めます。2列目運転席側にはミニキッチン(マルコポーロ・ホライズンは設定なし)やワードロープ(衣類用収納)が配置され、フロアはメーカーが「ヨットのデッキのよう」と例える明るい色調のフローリングとなります(マルコポーロ・ホライズンはカーペットフロア)。リビングスペースの高級感に一役買う一方、ラミネート加工されることにより、耐久性および防汚性に優れており掃除がしやすいのもポイントです。
シート配列はマルコポーロはキッチンがあるため2列目が2人掛けベンチシートとなる2+2+2人の6人乗り、マルコポーロ・ホライズンは2列目が3人掛けベンチシートになり、2+3+2人の7人乗りとなります。
インフォテインメントシステムには12.3インチに拡大されたタッチスクリーンに、最適化されたアシスタント機能をもつ最新のMBUXが組み合わされます。新設計の新世代ステアリングには、静電容量式のタッチコントローラーがスポークに組み込まれて各種コントロールが可能です。
- Vクラス マルコポーロのインテリア
- 運転席/助手席は回転対座が可能
- メーターも大画面高解像度スクリーンに統合されました
- マルコポーロ・ホライズンはキッチンが配置されないぶん乗車定員が一人増えます
快適な車中泊を実現するキャンパー装備
Vクラス マルコポーロには旅を快適に楽しむために、ウェストファリアの知見を活かしたさまざまなキャンパーアイテムが装備されています。
就寝スペースは、ポップアップルーフに約2.05m×1.13mのルーフベッド、キャビン内には2.03m×1.13mのベッドが用意されおり、上下で大人4人が余裕をもって就寝可能です。AIRMATICサスペンションには水平調整機能があり、傾斜がある場所でも自動で水平に補正され快適な就寝が可能です。
- ルーフ側のテントにも照明が装備されます
- キャビン側は2列目3列目を倒してベッドになります
室内側の装備として、折り畳み式のテーブルや、マルコポーロに装備されるミニキッチン(マルコポーロ・ホライズンには設定なし)は、二口のガスコンロおよび取り外し可能なボウル付きのシンクが備わり、各部のカバーは個別で開閉が可能です。スモーク安全ガラスを採用しておりお手入れが簡単なのもポイントです。40Lの容量をもつコンプレッサー式の冷蔵庫は-18度まで冷却できるため、冷凍した食品も保管可能です。収納スペースも豊富で、衣類を収納するミラー内蔵ワードロープや、オーバーヘッド収納、キッチン側にも鍋などが収納できる大きめの引き出しと、ベッドを展開した状態でも出し入れできる小さめの引き出しが2つ備わります。
- 二口ガスコンロとシンクを内蔵したミニキッチンが備わります(マルコポーロのみ)
- 40Lの容量をもつコンプレッサー式冷蔵庫は温度設定により冷凍した食品も保管できます
- ワードロープの扉にはメイクなどに便利なミラーを内蔵
- MBACを通してAIRMATICサスペンションの設定も可能
Vクラス マルコポーロでは、タッチスクリーンやスマートフォンアプリのMBAC(メルセデス・ベンツ・アドバンスド・コントロール)を通してスマートにコントロールできるのがポイントのひとつです。ポップアップルーフの開閉をはじめ、サスペンション、アンビエントライト、冷蔵庫の温度などキャンプに関する各種設定が可能です。そのなかでも、キャンピングモードをオンにすると車外および車内のライティングを必要最低限に一括制御することで夜間にほかのキャンパーに対して迷惑をかけないような配慮もされています。これらの統合されたコントロールに対してメーカーは「クルマの上のスマートホーム」と表現しています。
搭載されるエンジンと燃費
パワーユニットは、ディーゼルが設定。(★は左ハンドル欧州仕様のみに設定)
- ディーゼル
2.0L 直4 ターボ V220d OM654 163PS(120kw)/380Nm★
2.0L 直4 ターボ V250d OM654 190PS(140kw)/440Nm★
2.0L 直4 ターボ V300d OM654 237PS(174kw)/500Nm
設定されるのは全て2.0L直4ターボとなります。従来モデルでダウンサイジングされた最新のOM654型を継承しており、アルミニウム製ハウジング、NANOSLIDEシリンダーウォールコーティングが施さたピストンなどを採用したこのユニットは、Vクラスで日本市場にも導入されている163PS仕様のV220dをはじめ、190PSのV250d、クラス最強と言える237PSのV300dの3種類のチューニングが設定されています。燃費性能は最強版となるV300dの欧州複合で12.2km/Lです。
駆動方式はFRとAWD(左ハンドル欧州仕様のみ)が設定されます。トランスミッションは全車9速ATのパドルシフト付き9G-TRONICが組み合わされます。
サイズとスペック
【全長×全幅×全高】5,140×1,928(ミラー部分を含まず)×1,990 mm
【ホイールベース】3,200mm 【トレッド】前/後:- / -mm
【車両重量 -kg
●エンジン
【構成】水冷直列4気筒ターボ DOHC16V フロント縦置き 気筒休止機構付
【総排気量】1,950cc 【直径×内径】 -×-mm 【圧縮比】-:1
【最高出力】237ps(174kw)/4200rpm 【最大トルク】500Nm/1600-2400rpm
【燃料容量】57L
●駆動系
【駆動方式】AWD 【トランスミッション】9G-TRONIC
【サスペンション】(前)マクファーソンストラット / (後)セミトレーディングアーム
【ブレーキ】(前)ベンチレーテッドディスク / (後)ディスク
【タイヤ】(前後)245/45R19
●パフォーマンス
【最高速度】214km/h 【0-100km/h加速】8.5秒
【燃費】約12.2km/L(新欧州複合基準)【価格】欧州仕様 2026モデル:€97,785
歴史とトリビア
メルセデス・ベンツ Vクラス マルコポーロ関連の歴史とトリビアを簡単にご紹介します。
- MPVとなるVクラスがベース
- T1をベースにした初代から40年以上の歴史あり
- 初代モデルから一貫してウェストファリアが開発に関わる
- 2代目モデル以降はポップアップルーフを装備
- ウェストファリアはほかのメーカーのキャンピングカー架装も請け負い
- 初代モデルの時点で現在まで不変のマルコポーロマークが存在(1984年)
- ウェストファリアが架装を手掛けるフォード トランジット・カスタム
ライバル
欧州キャンピングカー市場にはメーカー純正や専門ビルダーが手掛けたものなど多くのモデルがありますが、そのなかでVクラス マルコポーロの最も近しいライバルとしてフォルクスワーゲン T7カリフォルニアを挙げます。フォルクスワーゲン タイプ2(ワーゲンバス)の時代からキャンピングカーをラインナップしてきた歴史があり、現在はフォルクスワーゲンが自ら開発/架装を行う一台として、このクラスの欧州キャンピングカー王座を争う手強いライバルと言えるでしょう。ほかにもVクラス マルコポーロ同様にウェストファリアが手掛けるフォード トランジット・カスタム ナゲットや、新たに参入したシトロエン ホリデイズなどもあります。
- フォルクスワーゲン T7カリフォルニア
- フォード トランジット・カスタム ナゲット
- 日産 プリマスター・シーサイド
- シトロエン ホリデイズ
- ルノー トラフィック・スペースノマド
- フォルクスワーゲン T7カリフォルニア
- 新規参入したシトロエン ホリデイズ


並行輸入するなら。オススメのグレードと価格情報
かつて日本市場にはV220dのマルコポーロ・ホライズンが正規導入されていましたが、フェイスリフト後は導入されておらず、ミニキッチンを装備するマルコポーロは導入自体がされておりませんでした。現時点(2026年2月時点)で最新モデルの導入はアナウンスされておらず、正規導入される可能性は低いかも知れません。そのため確実に手に入れるなら並行輸入がおすすめです。Vクラス マルコポーロのグレード構成は以下の通りです。左ハンドル欧州仕様と右ハンドル英国仕様共に設定されております。
グレード構成(左ハンドル欧州仕様)
- MarcoPolo
17インチスチールホイール+ホイールキャップ、ポップアップルーフ、片側スライドドア、自動格納式ドアミラー、マルチファンクションステアリングホイール、回転式運転席/助手席、クイックリリース機構付きシートレールシステム、2列目2人掛けベンチシート、セミオートエアコン、電気補助ヒーター、ライトヨットスタイルのフローリング、12.3インチメディアディスプレイとデジタルインストルメントクラスター、MBUXマルチメディアシステム、MBAC、電動パーキングブレーキ、バックカメラ付きパーキングパッケージ。キッチンモジュール、無段階調節可能な2口ガスコンロ、取り外し可能なボウル付きシンク、40Lのクーラーボックス、清水(38L)/排水(40L)タンク、収納可能なキャビネットモジュールなどが装備 - MarcoPolo Holizon(MarcoPoloとの差異)
両側スライドドア、フローリングからカーペットフロアに変更、2列目3人掛けベンチシートなどが装備、キッチンモジュール(ガスコンロ/シンク/清水および排水タンクなど)非装備 - EditionClassic
(MarcoPoloに対して)17インチアルミホイール、マルチビームLEDヘッドライト(ハイビームアシストプラス付き)/テールライト、片側電動スライドドア、電動テールゲート、64色アンビエント照明、アジリティコントロールサスペンション、メルセデス・ベンツロゴ入りブレーキキャリパーなどが装備 - EditionAMGLine
(EditionClassicに対して)19インチAMGブラックアルミホイール、星型パターンとLEDライトストリップを備えたラジエーターグリル、AMGフロントバンパー(ブラックトリムエレメント付き)、テールゲートのAMGスポイラーリップ、サーモトロニックフルオートエアコン、AMGスポイラー、スポーツサスペンション、360度カメラパッケージなどが装備
グレード構成(右ハンドル英国仕様)
- PremiumPlus
19インチアルミホイール、助手席側スライドドア、スプリットテールゲート、星形パターンを備えたラジエターグリル、ブランドロゴ投影機能つきドアミラー、ヒーター付きマルチファンクションステアリングホイール、回転式運転席/助手席、ライトヨットスタイルのフローリング、3ゾーンオートエアコン(フロント/リア)、12.3インチメディアディスプレイとデジタルインストルメントクラスター、MBUXマルチメディアシステム、MBAC、ハイエンドサウンドシステム、コンフォートサスペンション、アクティブディスタンスアシスト、キッチンモジュール、無段階調節可能な2口ガスコンロ、取り外し可能なボウル付きシンク、40Lのクーラーボックス、清水(38L)/排水(40L)タンク、収納可能なキャビネットモジュールなどが装備 - PremiumPlus with AMG LinePackage
(PremiumPlusに対して)19インチAMGアルミホイール、星型パターンとLEDライトストリップを備えたラジエーターグリル、AMGカーボンファイバールックトリム、AMGフロントバンパー、クローム仕上げリアバンパー、テールゲートのAMGスポイラーリップなどが装備
Vクラス マルコポーロのオススメは、左ハンドル欧州仕様のマルコポーロ、V300d 4MATICにEditionAMGLineの組み合わせです。ベースのVクラスを含め日本市場には正規導入されないハイパワーなV300dに、路面状況を問わず安定した走りを提供するAWDの4MATICを組み合わせ、スポーティーかつラグジュアリーなAMGスタイルのエクステリアとミニキッチンを含め充実したキャンパー装備を備えたこの仕様は、名実共にこのクラス最高峰「キング・オブ・ユーロキャンパー」と言っても過言ではないチョイスです。
ほかにもAWDは設定されておりませんが、右ハンドルをご希望のユーザーには英国仕様の選択もよいでしょう。
メルセデス・ベンツがもつラグジュアリーさと、長年キャンピングカー作りの知見をもつ老舗ビルダーであるウェストファリアが共同で開発したVクラス マルコポーロは、いつ、どんなところへ旅に出ても快適な空間を提供し「キャンプ」を「グランピング」変えて特別な体験にしてくれることでしょう。メルセデス・ベンツが自信をもってリリースするこのキャンピングカーで、お好きなところへ旅に出てみませんか。
- メルセデス・ベンツ Vクラス マルコポーロ EditionAMGLine V300d 4MATIC 9G-TRONIC(左ハンドル欧州仕様)
- メルセデス・ベンツ Vクラス マルコポーロ PremiumPlus V300d 9G-TRONIC右ハンドル英国仕様)
ウィズトレーディングでは、ベースモデルとなるVクラスのハイパワーなV300dや4MATICをはじめとする各日本未導入仕様や、フォルクスワーゲンT7カリフォルニアをはじめとする各種欧州キャンピングカーの並行輸入実績および取り扱いがありますので、ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。

(€1=175円/£1=200円時・現地値引き交渉前)
(現地値引き交渉前価格:€97,785)\21,294,000
(現地値引き交渉前価格:£89,330)\21,916,000
掲載価格について(為替差益、現地ディスカウント還元!)
※ウィズトレーディングでは参考乗り出し価格例として新車、中古車は掲載時の為替レートで表記しておりますが、お見積り等はご依頼時点の為替レートを適用、差益分があれば還元させていただきます。
また、欧州各国の仕入れ先はディーラーとの価格交渉も頑張っております。これらのディスカウントも当然、皆様へのご提案価格へ反映させていただきます。
現地との綿密な相談による「正確さと速さ」をモットーにしています
海外では仕様・オプション等の位置づけが日本の慣習と異なることも多く、並行輸入では注意が必要です。新車・中古車共にご納得のできる仕様を確実にご納車出来るように、時差を考慮しつつ、仕入れ先とは何度も仕様確認や質問事項をやり取りしており、正確さと速さをモットーに務めております。
【速報】さらなる改良を行った小変更モデルが発表になりました(現時点で発売開始時期未定)
2026年2月3日、メルセデス・ベンツはVクラス・マルコポーロに対してさらなる改良を行った小変更モデルを発表しました。現時点(2026年2月)では販売される地域およびグレード構成や価格、発売開始時期などは正式に公開されておりませんが、公開され次第アナウンスいたします。
今回行われた小変更のポイントは以下となります。
- より軽量かつ堅牢なポップアップルーフに改良
- 新しい照明コンセプトの採用
- 改良されたオーニング/折り畳み椅子などのキャンパーアイテム
- サウンドシステムのアップデート
- 生産工場を変更しメルセデス・ベンツのネットワークに統合
ポップアップルーフは、より堅牢かつ軽量な二重構造のアルミニウムシェルの構成になりました。これにより断熱性能の向上および、ヘッドルームが10cm拡大されました。照明は従来モデルと比べてさらに細かく設定できるほか、新デザインのスライディングルーフからの採光も変更点の一つです。オーニングはより組み立て/分解がしやすくなり、折り畳みテーブルもより使いやすく改良されました。新しいサウンドシステムは8スピーカーとサブウーファーが組み合わされ、キャンプ場でもクリアで豊かなサウンドを提供します。
今回の小変更では生産工場も変更となりました。ベース車はVクラス同様にスペインで生産されますが、キャンピングカー架装をドイツ、メルセデス・ベンツの工場で行われます。生産工程の全てをメルセデス・ベンツのネットワークに統合することでさらなる品質の向上および納期の短縮が期待されています。
今回発表されたモデルは、2026年秋に開催されるデュッセルドルフ キャラバンサロンで初公開される予定のため、発売開始はこれ以降と予想されます。そのため、実質納車は来年(2027年)となりそうです。まだ詳細は発表されておりませんが、いち早く新型モデルをご希望される方はお気軽にお問合せください。
画像と動画
- サイドには専用オーニングが装着されます
- 食事やテレワークにも使える折り畳み式のテーブル
- キッチンのカバーはお手入れが簡単なスモーク安全ガラスを採用































