並行輸入車|購入する前に知っておきたいこと /街中キビキビ!高速もしっかり!小型MPVが楽しい!
こんにちは!日本に未導入のクルマを海外から日本へ運んで、全国のお客様へお届けします。『並行輸入あれこれ』では、輸送や国内での検査、保険、保証などのお話はしてきました(過去ブログ参照)。今回は並行輸入車|購入する前に知っておきたいこと /街中キビキビ!高速もしっかり!小型MPVが楽しい!についてです。欧州で、街中を仕事や配達で走り回る 小型LCV (Light Commercial Vehicle) 、小型LCVをベースとしたMPV(Multi Purpose Vehicle)も日常の足として沢山見ることが出来ます。ウィズトレーディング(ウィズカーズ)サイト内でも、プリマスターやトラフィックなどの一回り大きいLCV&MPVと共に各ブランドのラインナップを紹介しています。直近で車検やナビ取り付けで入庫した小型MPV3台、その実力と利便性を改めて感じました。先ずは、前型のメルセデスベンツ シタン(Mercedes-Benz Citan)。メルセデスベンツ シタンは、ルノーから供給を受けるカングーのOEMモデルです。商用タイプ(バン)と乗用タイプ(ツアラー)があり、カングー同様にロングホイールベース版も存在します。全長4,321㎜のボディはカングー同様に市街地でも扱いやすく、何よりも足回りのセッティングはドイツ市場での使用が考慮され、より高速安定性を重視した仕様に変更されています。と言っても、ゴツゴツ硬いだけでは無く、適度に心地よいソフトな感触はメルセデスベンツらしさを感じます。もう一台、これもカングーの兄弟であるダチア ドッカー(Dacia Dokker)。全長4,363㎜とシタン同様に扱い易いサイズです。シタンのようなソフトな乗り心地では無いものの、嫌な感じの突き上げも無く安心してコントロールが出来ます。今回お預かりした車両のエンジンは、シタンが1.2L 直4ガソリンターボ(115ps/190Nm)、ドッカーが1.3L直4ガソリンターボ 131ps/240Nmと若干の差があります。ドッカーは、MTという事もあってかレスポンス良くキビキビと走ります。既に新型へモデルが替わったシタン、生産終了で新型が出ていないドッカー、どちらも良い生活のパートナーになってくれそうなクルマです。オーナー様方も、楽しんで乗っておられます。