並行輸入 新車|新型オペル/ボクスホール コルサ(2019-)に乗る。日本未導入コンパクトの概要・スペック・価格の情報。

オペル/ボクスホール コルサ(オペル版) オペル/ボクスホール
オペル/ボクスホール コルサ(オペル版)

PSAグループ入りで大きな変化の中にいるオペル/ボクスホール(オペルの英国販売ブランド名)からグループ入り後に新規開発された初のモデルがリリースされました。今回はオペル/ボクスホールのBセグメントコンパクト、オペル/ボクスホール コルサ(OPEL/VAUXHALL Corsa)を採り上げます。概要・スペック・価格・並行輸入で乗るための情報をご紹介します。

オペル/ボクスホール コルサとは

オペル/ボクスホール コルサ

オペル/ボクスホール コルサ

オペル/ボクスホール コルサは、同社のBセグメントモデル。大きさは全長:4,060mm×全幅:1,765mm×全高:1,433mmと、国産車では日産 ノートやマツダ 2に近いサイズです。

現在販売されているモデルはコルサFと呼ばれる6代目モデルで2019年にフルモデルチェンジ。オペル/ボクスホールが2017年にPSAグループ入りした後に新規開発された最初のモデルとなりました。同時にデビューした新型プジョー208が兄弟車になることからも新たな関係性が伺えます。

プラットフォームは従来のGM系のものではなく、PSAのCMP(Common Moduler Platform)のEMP1アーキテクチャを採用。このプラットフォームを共有する車種は他にDSオートモビル DS3クロスバック等があります。今回のモデルチェンジではコルサ初のピュアEVとなる「コルサe」もラインナップされています。

ココがスゴイ!オペル/ボクスホール コルサ

オペル/ボクスホール コルサを語るうえで外せないポイントが以下の5つです。

  • 小型車作りに長けたPSAグループのノウハウを発揮
  • Bセグメントのライバルよりワンランク上のプレミアム感
  • PSAグループのユニットを生かしたパワートレインの採用
  • モデル初のピュアEVとなる「コルサe」をラインナップ
  • 兄貴分のアストラと同様、積極的な軽量化
積極的な軽量化:軽量化設計により、従来モデル比10%の軽量化を実現
同時発表されたピュアEVのコルサe

同時発表されたピュアEVのコルサe

オペル コルサ コマーシャル動画(約40秒)

New OPEL Corsa: Fun-to-drive since 1982

スタイリングとインテリア

オペル/ボクスホール コルサ(フロント)

オペル/ボクスホール コルサ(フロント)

  • ラインに張りのあるアグレッシブなデザイン処理
  • 3ドアモデルの設定がないのは歴代初
  • 従来モデルよりも大幅に上がった質感
  • ライバルと比べて大きなラゲッジ

ボディタイプは5ドアハッチバックのみの設定で3ドアの設定がないのは歴代初になります。デザインテイストは張りのあるボディラインをはじめ、主張するところはしっかりと主張するアグレッシブなもの。従来モデルと比べて全体的なシャープな印象で、おしゃれなバイトーンルーフもオプションで設定されています。

精悍な印象のヘッドライトには、グレアフリーハイビーム機能を持ったLEDマトリクスの「INTELLILUX MATRIX LED」をアストラに次ぎ採用しました。

フェイスやリアで独自性はある程度確保されているものの、全体的なフォルムが兄弟車であるプジョー208を連想させてしまうのは生い立ちを考えると致し方のないことかもしれません。

INTELLILUX MATRIX LEDは最上級グレードのUltimate Navに設定

インテリアは質感が従来モデルに比べて大幅に向上し、レザートリムも選択できます。上級グレードに設定されるレザーシートはヒーターとマッサージ機能付き。Bセグメントとは思えないワンランク上の快適装備が奢られます。ラゲッジスペースも広くライバルよりも大容量なものを備えています。

ほかにもコルサ初となる大型のフルデジタルクラスターを採用。ATのシフトレバーはモダンなスティック状でプジョー 508や新型208にも採用されるものと近い形状であることからも、PSAの血が新たに入っていることが感じられます。

搭載されるエンジンと燃費

コルサの主力パワーユニットとなる1.2L直3ユニット

コルサの主力パワーユニットとなる1.2L直3ユニット

搭載されるエンジンはガソリン2機種(3仕様)、ディーゼル1機種。※は左ハンドルのオペル版のみ設定

  • ガソリン
    1.2L 直3自然吸気 75PS(55kw)/118Nm
    1.2L 直3ターボ 100PS(74kw)/205Nm
    1.2L 直3ターボ 130PS(96kw)/230Nm ※左ハンドルのオペル版のみ
  • ディーゼル
    1.5L 直4ターボ 102PS(75kw)/250Nm

ガソリンは全て1.2Lで、自然吸気と直噴ターボが設定されています。これはPSA各モデルに搭載され日本にも導入されているPureTechユニットとほぼ同じもの。動力性能/燃費性能/環境性能のバランスを高レベルでまとめ上げた傑作ユニットです。最もハイパワーな130PS仕様は左ハンドル仕様のオペル版にのみ設定されています。燃費性能は1.2L 75PS仕様で16.9-18.8km/L(WLTP複合)。

ディーゼルは1.5Lのターボユニット。こちらもガソリンと同様、PSAの新世代BlueHDiとほぼ同じもの。これはPSAだけでなくフォードのEcoBlueユニットとも共用されていると言われるこのユニットは、クリーンな排気ガスと22.2-25.0km/L(WLTP複合)の低燃費を両立しています。

トランスミッションは6速MTを基本とし、ガソリン1.2L 75PS仕様に5MT、2ペダルはガソリン1.2L 100PSと130PS仕様(オペル版のみ)にトルクコンバーター式の8速ATが設定されます。この8速ATもPSAのEAT8と同じもので、滑らかな変速が魅力。多段化しつつも軽量化を実現しています。

走行性能とハンドリング

サスペンションは、フロント:マクファーソンストラット、リア:トーションビームを採用。Bセグメントでは一般的な組み合わせです。まだ発売されたばかりでインプレッションが少ない状態ですが(2019年11月現在)、従来モデルよりも静粛性が高く、パワー感を感じるセッティングで、ハンドリングは兄貴分のアストラと同様、軽快で自然なフィーリングという評価のようです。

また、兄弟車である新型プジョー 208との味付けの違いも気になるところです。

これから上がってくる走りの評価が楽しみです

これから上がってくる走りの評価が楽しみです

サイズとスペック


●寸法・重量
【全長×全幅×全高】4,060×1,765×1,433 mm
【ホイールベース】2,538mm 【トレッド】前/後:1,489 / 1,488mm
【車両重量】-kg
●エンジン
【構成】水冷直列3気筒ターボ DOHC12V フロント横置 気筒休止機構付
【総排気量】1,199cc 【直径×内径】-×-mm 【圧縮比】10.5:1
【最高出力】100ps(74kw)/5500rpm 【最大トルク】205Nm/1750rpm
【燃料容量】44L
●駆動系
【駆動方式】FF 【トランスミッション】8AT
【サスペンション】(前)マクファーソンストラット / (後)トーションビーム
【ブレーキ】(前)ベンチレーテッドディスク / (後)ドラム
【タイヤ】(前後)-
●パフォーマンス
【最高速度】192km/h 【0-100km/h加速】10.8秒
【燃費】約17.2km/L(新欧州複合基準)【価格】英国仕様 2019モデル:£18,660

歴史とトリビア

初代モデルとなるコルサAは1982年、Cセグメントモデル「カデット」の弟分としてデビュー。歴代モデルはどれも安定したセールスを記録し、英国では常に人気車種の一つです。

現在販売されている6代目となるコルサFは、当初GM系の設計で進められる予定が、PSAグループ入りしたことで仕切り直しされたと言われています。これによりプラットフォームを変更する大掛かりな変更になりましたが、小型車作りに長けたPSAのノウハウを投入することで、従来モデルより大幅に短い2年という期間で開発されました。

従来モデルにはホットハッチ「コルサOPC(オペル)/VXR(ボクスホール)が設定されていましたが新型には今のところありません。その代わり量産メーカー初のEVラリーカーとなる「コルサeラリー」が販売予定と言われています。

日本では「コルサ」の商標を国産メーカーが持っていたため、別の名前にて撤退直前の3代目モデルまで正規で販売されていました。特にヴィータと名付けられた2代目モデルはテレビドラマで使われたこともあり大ヒット。オペルのボトムレンジとして多数販売されました。

ライバル

欧州でもライバルが多く存在するBセグメントクラス。兄弟車となる新型プジョー 208に加え、フォルクスワーゲン ポロが直接的なライバルと言えます。ほかにも走りを楽しめるハンドリングに定評のあるフォード フィエスタや新型ルノー クリオなども好敵手となりそうです。

並行輸入するなら。オススメのグレードと価格情報

ボディスタイリングキット(オプション)装着車

ボディスタイリングキット(オプション)装着車

モデルチェンジで大幅に進化したコルサですが、オペルが撤退して10年以上経ち日本市場に再参入する可能性は残念ながら低いでしょう。そのため、手に入れるには並行輸入が最も確実な方法です。

グレード構成は主なもので以下になります。標準仕様とPremiumがあり、Navはこれにナビゲーションが装備されます。ナビゲーションはなくてもスマートフォンとのミラーリング(Apple CarPlay/Android Auto)機能は標準化されていますので、日本ではこちらを利用する方が現実的です。

  • SE系(SE/SE Nav/SE Premium/SE Premium Nav)
    標準のSEでもクルーズコントロールやタッチスクリーンなど必要な機能は標準で搭載されています。Premiumグレードにはこれに加え、ヒーテッドステアリングやリアパーキングセンサー、オートライトなどが装備されます。
  • SRI系(SRI/SRI Premium/SRI Premium Nav)
    SRIは、SEに対して16インチアルミホイールや、バイトーンルーフ、クロームエキゾーストなどスポーティな装いのグレード。Premiumにはさらにオートエアコンや電気式パーキングブレーキなどが装備されます
  • ELITE系(ELITE/ELITE Nav/ELITE Premium Nav)
    ELITEは、SEに対してシートヒーターやLEDインテリアライトなどが装備される上級グレード。Premiumにはさらに17インチアルミホイールや、オートエアコンなどが装備されます。
  • ULTIMATE Nav
    ULTIMATEは、コルサのなかでも最上級グレード。LEDマトリクスヘッドライトのIntelliLux LED Matrix、レザートリム、マッサージシートなどが装備されます。

そのなかでもオススメは、SE Premiumに1.2L 100PS仕様のユニットと8ATの組み合わせ。装備と価格のバランスのよいSE Premiumに多段化され乗り味もよく燃費性能も向上した8ATの組み合わせは、このコルサを最も味わえるチョイスです。

  • ボクスホール コルサ SE Premium 5 door 1.2 (100PS) Start/Stop (AT8)
  • ボクスホール コルサ Ultimate Nav 5 door 1.2 (100PS) Start/Stop (AT8)

ほかにもBセグメントプレミアムとして最上級のULTIMATE Navグレードや、スポーティな装いのSRiグレードにMTの組み合わせなども面白そうです。本国版オペル車、オススメ以外の組み合わせも並行輸入できますので、お気軽にお問い合わせください。

オペル/ボクスホール コルサを並行輸入した場合の国内乗り出し価格例
(£1=140円時)
ボクスホール コルサ SE Premium 5Dr 1.2 (100PS) Start/Stop (AT8)
(現地価格:£18,660)\3,981,000
ボクスホール コルサ Ultimate Nav 5Dr 1.2 (100PS) Start/Stop (AT8)
(現地価格:£25,990)\5,137,000
横浜近郊に納車した場合の乗出し価格(2年保証付)例です。
オプション装備、有償カラー料金、他地域への納車費用は別途となります。
特殊な地域以外は全国納車対応いたします。
右ハンドル・左ハンドル対応!
ウィズトレーディングでは英国(イギリス)をはじめドイツ、フランス、ベルギー他、欧州数か国に対応できるサプライヤーと協力体制を敷いています。英国仕様の右ハンドル車、その他欧州仕様の左ハンドル車もご用意できます。

ディーゼル車をご希望の方へ

参考乗出し価格が掲載されていない場合には、別途お見積りいたしますのでお問合せ下さい。

なお、ディーゼル車を取り巻く環境は年々厳しくなっています。ディーゼルエンジン搭載車をご希望の場合には以下の記事もご覧ください。

掲載価格について(為替差益、現地ディスカウント還元!)

※ウィズトレーディングでは参考乗り出し価格例として新車、中古車は掲載時の為替レートで表記しておりますが、お見積り等はご依頼時点の為替レートを適用、差益分があれば還元させていただきます。

また、欧州各国の仕入れ先はディーラーとの価格交渉も頑張っております。これらのディスカウントも当然、皆様へのご提案価格へ反映させていただきます。

現地との綿密な相談による「正確さと速さ」をモットーにしています

海外では仕様・オプション等の位置づけが日本の慣習と異なることも多く、並行輸入では注意が必要です。新車・中古車共にご納得のできる仕様を確実にご納車出来るように、時差を考慮しつつ、仕入れ先とは何度も仕様確認や質問事項をやり取りしており、正確さと速さをモットーに務めております。


安心の保証制度
ウィズトレーディングでは、並行輸入車の購入にあたり大きな不安材料となる「車両保証」について以下の独自保証を設定しています。 独自設定の保証のため、ウィズトレーディングへのお電話一本で速やかに作業に取り掛かることが可能です。 並行輸入...

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