2024年、明けましておめでとうございます。
本年もウィズカーズ(ウィズトレーディング)では、『海外に存在する様々な理由で日本に紹介されない面白いクルマ』の解説や欧州現地の物件情報などを積極的に発信していきますのでご期待ください。
2024年のスタートはお正月特別企画として日本に正規導入されていない魅力的なモデルをキャンペーン特価にてご案内させていただきます。紹介する車種の第二弾は、日本未導入のフォルクスワーゲン T6.1 シリーズです。
フォルクスワーゲン T6.1とは
フォルクスワーゲン(VW)は欧州でLCV(小型商用車)を複数ラインアップしていますが、もっとも長い歴史を持つ主力車種がトランスポーターです。このトランスポーターをベースにした乗用モデルやキャンピングカーもラインアップされており、いずれも質感の高さや高速安定性の高さに定評があります。T6.1という呼び方はこれらのバリエーションを総称しており、6.1という数字は第6世代のビッグマイナーチェンジ仕様であることを指しています。
今年2024年には次世代に完全に移行する予定のT6.1ですが、これまでウィズカーズを運営するウィズトレーディングは色々な仕様のT6.1をお客様のリクエストに応じて日本へ輸入・納車してきました。そこでその中から今回はとくに人気の高い次の2つの仕様を特価にてご案内させていただきます。
フォルクスワーゲン T6.1のお正月キャンペーン仕様
今回キャンペーン特価でご案内するのは次の2つの仕様です。
- T6.1 トランスポーターコンビ/シャトル 2.0TDI 150ps SWB FF 7DSG(左/右ハンドル)
- T6.1 カリフォルニア オーシャン 2.0TDI 204ps 4MOTION 7DSG(左/右ハンドル)
なおT6.1は生産終了を迎えるために、現地での在庫車、新古車、低走行中古車でのご案内となります。価格はお問い合わせください。
T6.1 トランスポーター 2.0TDI 150ps SWB FF 7DSGについて
トランスポーターはもっともシンプルでスタンダードなT6.1です。コンビとは貨客のコンビネーション仕様であることを意味しており、ミニバンライクに使うことも、あるいは後列シートを倒したり外したりすることで仕事や趣味で大きな荷物を運ぶこともでき、色々な状況にフル活用できる仕様です(右ハンドル仕様の名称はシャトルとなります)。
今回ご案内する150psのディーゼルエンジンは経済性の高さと必要十分な動力性能を持ち、これまでも多くのお客様よりご好評いただいてきました。
この仕様についての詳解は以下の記事や動画レビューもあわせて御覧ください。
エンジン:2.0L 直4 ディーゼル 150ps(110kW) 340Nm
トランスミッション:7DSG
ハンドル:左ハンドル
乗員:5~9人乗り
外形寸法:全長×全幅×全高 4,904×1,904×1,990 mm
■主要装備
16インチスチールホイール
マニュアルエアコン
ヒーテッドドアミラー
ルーフラック取り付け用ポイント
高耐久インテリアトリム・シート表皮
T6.1 カリフォルニアオーシャン 2.0TDI 204ps 4Motion 7DSGについて
カリフォルニアはトランスポーターをベースに仕立てられた伝統的なキャンピングカーです。メーカー純正で製造・販売されるキャンピングカーは世界的に珍しく、たとえば後付け感のないポップアップルーフ、Aピラーに組み込まれたブラインド、ベッドの一部として展開できる2列目シートの設計など、各所にマスプロダクションとしての質感の高さを見出すことができます。
今回ご案内する204psのディーゼルエンジンはキッチンなどの架装で重くなった車重を苦にしない余裕の動力性能を持ち、4WDの「4MOTION」は雪道の走行時などでも安心です。
装備される各種機能などの詳解は以下の記事や動画レビューもあわせて御覧ください。
エンジン:2.0L 直4 ディーゼル 204ps(146kW) 450Nm
トランスミッション:7DSG
ハンドル:左ハンドル
乗員:4人乗り
外形寸法:全長×全幅×全高 4,904×1,904×1,990 mm
■主要装備
17インチスチールホイール
LEDヘッドランプ
デジタルコックピット
フロント遮熱ガラス / リアペアガラス
ポップアップルーフ
キッチンユニット / 冷蔵庫 / ワードロープ
フォルクスワーゲン トランスポーターのヒストリー
このモデルの歴史について少し触れておきましょう。
初代モデルは1949年に「Type2」という車名で登場、日本ではワーゲンバスとしても知られます。第3世代のT3までは水平対向4気筒エンジンにリアエンジン・リアドライブのレイアウトが踏襲されました。
1990年のT4からは横置きのフロントエンジンに大刷新され、これ以降はType2とは呼ばれなくなりました。新世代のトランスポーターは高速安定性に長けたモデルとしてヨーロッパのフリートユーザーから広く支持されたほか、日本の高級ミニバン同様にショーファードリブンでも用いられました。
2023年まで作られたT6.1ですが、電動化を含むパワートレインの再編から今後はラインアップが大きく変化します。乗用モデルは2021年からマルチバン(T7)に一足先にシフト、一方商用モデルはフォード トランジットカスタムの兄弟車となる予定です。
かつてのT3→T4以来の大きな変革機に差し掛かっているフォルクスワーゲンのトランスポーター、円熟が進んだT6.1を手に入れるラストチャンスは近付いています。
キャンペーン特価仕様以外もお問合せください
今回ご紹介したキャンペーン特価仕様以外にも、T6.1には異なるパワーユニットや高級ミニバン相当のシート仕様など多くの設定があります。これらの仕様に関しても並行輸入可能ですのでお気軽にお問合せください。