こんにちは!
ウィズトレーディング代表の宮崎です。
日本に未導入のクルマを海外から日本へ運んで、全国のお客様へお届けします。
『並行輸入あれこれ』では、輸送や国内での検査、保険、保証などのお話はしてきました(過去ブログ参照)。今回は お帰りなさい!/かつて日本で活躍した個体の再輸入についてです。
ご依頼は高年式の新車や、新古車・中古車だけではありません。年式が古い個体のご依頼も一定数あります。書類をはじめ、個体のメンテナンス状況や保管場所、車歴も重要になってきます。調査に時間はかかりますが、安心してお届けの出来る個体の場合は嬉しくなってきます。
今回買い付けした個体は嘗て日本へ輸入され活躍し、本国へ戻って改めてオーナーを楽しませてくれたメルセデス・ベンツG320カブリオです。再び日本へ向けて出発します。今回も溺愛すること間違え無しのオーナーさま、楽しみですね!
年式が旧ければ走行距離が進んでいることも多く、痛みが激しい場合もあります。アクシデントヒストリー、書類、整備記録、交換履歴を確認する事から始まります。其の上で実車とメンテナンス履歴がマッチしているか、現在の状態はどうかを確認、速やかにご購入を検討されているお客様へ報告します。
今回の個体はカブリオ、過去張り替えることなくオリジナルの状態である事が過去オーナーさまの拘りを感じます。入念にチェックしたスタッフもビックリするくらいの手入れの良さです。書類をチェックすると、元々日本へ輸出され日本のオーナーさまの所有であったことが分かりました。日本から本国へ戻ってきたという事です。
近年、諸外国のバイヤーは日本メーカー車だけでなく、海外ブランド車両を日本から買い付けする事が多いと聞きます。理由は内外装のキレイさ、距離の少なさ、メンテナンス状態の良さだという事です。また、全開で走行するにしても限られていますから、内外機関類も痛みが少ないそうです。
良い個体に巡り合いました。また、日本へは再輸入となりますので、一定の書類を揃える事が出来れば『再輸入免税貨物の手続』を申請することが出来ます。基準をクリアする事が出来れば、免税や減税が受けられるのでお客様にとってはラッキーなのです。その他にも車両検査でも若干の簡素化対象となります。
このように調査によって判明する事が多くあります。それらを丁寧にお客様にご説明することを心掛けております。
ウィズトレーディング(ウィズカーズ)では、ご自身の希望で製造時オプションを装着する事が可能な新車(現地製造期間がプラスされますが、希望通りのクルマ)、新車在庫(製造時オプションは装着無いものが多い)、登録済新車及び新古車(新車に近い状態で価格抑えめ)、低走行距離中古車(現地で状態も確認安心)、希望の中古車(状態確認し、相談しながら進めてまいります)と様々な手配が可能です。
先ずは、ご相談下さい!