並行輸入 新車|新型シトロエン ベルランゴ(2018-)に乗る。日本未導入MPVの概要・スペック・価格情報。

シトロエン/DS

今回は、2018年にフルモデルチェンジしたシトロエンのLCV(小型商用車)ベースのMPV(多目的車)、日本未導入の新型シトロエン ベルランゴ(Citroen Berlingo 2018-)について、概要・スペック・価格等、日本で乗るための並行輸入情報をご紹介します。

※2019/7/20、欧州仕様の左ハンドル車でガソリン Puretech130 EAT8仕様も選択可能になりました。

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シトロエン ベルランゴとは?

シトロエン ベルランゴ(XTRオプションパック装着車)

シトロエン ベルランゴ(XTRオプションパック装着車)

ベルランゴはシトロエンのLCVベースのMPV。プジョーの「リフター(パルトネール後継車)」との兄弟モデルで、今回のフルモデルチェンジを機に、最近PSAグループ入りしたボクスホール/オペルの「コンボ」も加わり三兄弟となりました。ラインナップとしては乗用モデルのベルランゴのほかに、商用モデルのベルランゴ バンがあります。欧州ではライバルも多く人気のLCV/MPV市場にあってベルランゴの市場評価も高く、仕向地によってはシトロエン車の最多販売台数となる地域もあります。C3に次ぐ、同社の主要モデルです。

ココがスゴい!シトロエン ベルランゴ

新型ベルランゴを語るうえで外せないポイントが以下の5つです。

  • ライバルに対抗したロングホイールベースモデルが初設定(XL)
  • XL設定に伴い待望の3列シートモデルが誕生
  • 新生シトロエンのエッセンスを取り込んだスタイリッシュなデザイン
  • 定評あるPureTechエンジンを初採用
  • 滑らかさに定評のあるEAT8も設定
PureTechエンジン:PSAグループのダウンサイジングターボエンジン。日本にもプジョーやシトロエンのモデルに搭載され導入されています。
EAT8:PSAグループの車種が採用する多段AT。かつてのETGと違いトルクコンバーター式オートマチックのため滑らかさが魅力。日本のアイシン・エィ・ダブリュ製。

ベルランゴ コンセプト紹介動画(約1分30秒)

New Berlingo – We didn't invent the family but we did invent the car that goes with it!

スタイリングとインテリア

シトロエン ベルランゴ(M)

シトロエン ベルランゴ(M)

ベルランゴの外装や内装のポイントです。

  • ホイールベースはノーマルのM仕様と、ロングのXL仕様の2種類を用意
  • 近年のシトロエンの特徴であり、ひと目でそれと分かる独創的なフェイス
  • C4カクタスで話題となったエアバンプを採用
  • 狭い場所でも荷物が取り出せるガラスハッチ
  • ボディカラーは豊富な全8色

今回のモデルチェンジでボディサイズは若干大きくなりました。トピックは3列シートを採用した7人乗のモデル「XL」の追加です。

最大のライバルであるカングー(グランカングー)に対抗してはじめて設定された「XL」モデルは全長4,753mmと、日本で人気のトヨタ ノアや日産 セレナに近いサイズです。「M」は歴代のベルランゴに近い2列シート5人乗りのモデル。「XL」よりコンパクトで軽量(約1,300kg)なぶん走りも軽快で小回りも効くのがメリットです。「M」でも十分広大なラゲッジルームを備えています。

デザインはC4カクタス以降の新生シトロエンに準じたもので、LCVベースのベルランゴも少しSUVのエッセンスを取り込んだスタイリッシュかつ個性的なものになりました。C4カクタスで話題となった特徴的なエアバンプも採用しています。

インテリアは8インチタッチスクリーンを中心とした機能的なものになり、使い勝手も質感も大幅に上がりました。インフォテインメントシステムはスマホとの連携性を重視。ミラーリングはもちろん、オプションながらワイヤレスチャージ機能も追加できます。

インテリアトリムは標準で少し落ち着いたグリーンマイカクロスが設定されていますが、オプションでXTRオプションパックを選ぶと明るくポップな雰囲気のトリムも選択可能です。シートは各列折りたたみ可能で、長尺物の収納にも対応した多彩な収納空間を作り出すことができます。

開放感がアップするModutopRoof(パノラミックルーフ)をオプションで設定(£750)
ルノーカングーなどにも装備される、チャイルドリアビューミラーなどがセットになったファミリーパックをオプションで設定(£100)

搭載されるエンジンと燃費

搭載されるエンジンはガソリン1機種(2仕様)、ディーゼル1機種(3仕様)の5種類。

  • ガソリン 1.2L 直3ターボ
    PureTech110 110PS(81kw)/205Nm 6MT
    PureTech130 130PS(96kw)/230Nm EAT8(欧州一部地域のLHD)
  • ディーゼル 1.5L 直4ターボ
    BlueHDi75 75PS(56kw)/230Nm 5MT
    BlueHDi100 101PS(75kw)/250Nm 5MT
    BlueHDi130 130PS(96kw)/300Nm 6MT/EAT8

ガソリンは1.2L 直3のPureTech110。これは日本に正規輸入されるPSA各車にも搭載されているお馴染みのもので、2015年から2018年まで4年連続でインターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤーを受賞している力作ユニットです。動力性能と燃費のバランスが良く、ガソリンではベストな選択と言えるでしょう。

欧州仕様の左ハンドル車ではガソリン Puretech130 EAT8仕様も選択できます。

ディーゼルはチューニングにより出力が違いますが、全て1.5L 直4のBlueHDi。フォードとも共有する新世代ディーゼルユニットで高い環境性能が魅力です。AdBlueを用いてクリーンな排気ガスに加え、ハイパワー版の130PS仕様でも欧州複合で15.8~17.8km/Lと高い燃費性能を実現しています。デビュー直後には旧世代のBlueHDiユニットも設定されていましたが、これでパワーユニットの更新が完了しました。

駆動方式は全車FFです。トランスミッションは5MTがBlueHDi75と100に、6MTがPureTech110とBlueHDi130に、2ペダルAT仕様のEAT8はPureTech130(欧州仕様のLHD)とBlueHDi130で選択できます。2ペダルATは2019年春以降、待望の8速となる最新の「EAT8(アイシンAW製)」にアップデートされました。近年のPSAの各モデルに採用が広がっているこのEAT8はトルクコンバーター式ならではの変速の滑らかさと、多段化による燃費性能向上が魅力です。

走行性能とハンドリング

FFでも十分な悪路走破性を備えることが可能です

FFでも十分な悪路走破性を備えることが可能です

  • シトロエンならではの乗り心地と快適性を提供
  • 駆動方式はFFのみ
  • 悪路走破性を向上させるグリップコントロールのパックオプション設定あり

サスペンションはフロントがマクファーソンストラット、リアがクロスメンバーで、シトロエンが掲げる「アドバンスドコンフォートプログラム」の重要な構成要素です。ボディやシート等とともにシトロエンの持つノウハウが投入された結果、「ドライバーと同乗者はシトロエンブランドのDNAに則った乗り心地と快適性を享受できる」とシトロエン自身が述べています。

また、SUV風な雰囲気を持つものの、新型ベルランゴの駆動方式はFFのみでAWDモデルの設定は今のところありません。悪路走破性を求める方はダイヤルセレクト式グリップコントロールとオールシーズンタイヤのパッケージオプション(£650)を選択するとよいでしょう。PSAのSUVモデルで広く採用されている定評のあるシステムです。

サイズとスペック


●寸法・重量
【全長×全幅×全高】4,403×2,107×1,567 mm
【ホイールベース】2,785mm 【トレッド】前/後:1,553 / 1,567mm
【車両重量】1,356kg
●エンジン
【構成】水冷直列3気筒直噴ターボ DOHC12V フロント横置
【総排気量】1199cc 【直径×内径】75×90.5mm 【圧縮比】11.0
【最高出力】110ps(81kw)/5500rpm 【最大トルク】250Nm/1750rpm
【燃料容量】61L
●駆動系
【駆動方式】FF 【トランスミッション】6MT
【サスペンション】(前)マクファーソン・ストラット / (後)ウイッシュボーン
【ブレーキ】(前)ディスク / (後)ディスク
【タイヤ】(前後)205/55R17
●パフォーマンス
【最高速度】175km/h 【0-100km/h加速】11.8秒
【燃費】約18.1km/L(新欧州複合基準)【価格】英国仕様 2019モデル:£23,595

歴史とトリビア

シトロエン ベルランゴ関連の歴史とトリビアを簡単に紹介します。

  • 1980年代のシトロエンヴィザをベースにしたLCV、「シトロエンC15」の後継モデル
  • 現行モデルは3代目モデル。2018年のジュネーショーで発表
  • 歴代モデルはどれも10年以上販売されたベストセラー
  • プラットフォームはC4ピカソやプジョー3008にも採用されているEMP2
  • 今まで正規輸入の実績なし

ライバル

欧州LCV/MPVには数々の魅力的なモデルがラインナップされています。ベルランゴの兄弟車となるプジョー リフター、ボクスホール/オペル コンボ・ライフ以外に最も有力視されるライバルは、日本でも人気のルノー カングーではないでしょうか。ベルランゴに次いで近々モデルチェンジ予定とされており、2019年初頭時点でオーダーストップになっているカングーですが、次期モデルの動向にも目が離せません。

  • ルノー カングー/グランカングー
  • フォード トランジット コネクト/トルネオコネクト
  • フォルクスワーゲン キャディ/キャディライフ
  • フィアット ドブロ

並行輸入するなら。オススメのグレードと価格情報

モデルチェンジ直後から欧州市場で人気を得ているベルランゴ。今まで日本市場に正規輸入された実績はなく、現在も導入されていません。手に入れるには並行輸入が現実的な選択肢です。

モデルチェンジしたベルランゴの魅力を存分に味わうなら以下の2つがオススメです。

  • ベルランゴ XL (7Seat) Flair 1.2L PureTech110 Manual
  • ベルランゴ M (5Seat) Flair 1.2L PureTech110 Manual

どちらも16インチアロイホイールやLEDヘッドライト、シートバックテーブルなど装備が充実したFlairグレードに低燃費なダウンサイジングターボ、PureTech110と6MTの組み合わせです。これはMとXLどちらも設定されています。

オプションはXTRオプションパック(£590)や、リアパーキングセンサー(£200)等が多数設定されていますので、下記リンクよりコンフィグレータやカタログをご確認ください。

シトロエン ベルランゴ を並行輸入した場合の国内乗り出し価格例
(£1=145円時)
ベルランゴ XL (7Seat) Flair 1.2L PureTech110 6MT(現地価格:£23,595)
¥5,008,000
ベルランゴ M (5Seat) Flair 1.2L PureTech110 6MT(現地価格:£21,935)
¥4,713,000
英国仕様右ハンドル車を横浜近郊に納車した場合の乗出し価格(2年保証付)例です。
オプション装備、有償カラー料金、他地域への納車費用は別途となります。
特殊な地域以外は全国納車対応いたします。

ディーゼル車をご希望の方へ

参考乗出し価格が掲載されていない場合には、別途お見積りいたしますのでお問合せ下さい。

なお、ディーゼル車を取り巻く環境は年々厳しくなっています。ディーゼルエンジン搭載車をご希望の場合には以下の記事もご覧ください。

画像・動画

ベルランゴ アクセサリ紹介動画(約1分)

New Berlingo Comfort & Security Accessories

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