こんにちは!
ウィズトレーディング代表の宮崎です。
日本に未導入のクルマを海外から日本へ運んで、全国のお客様へお届けします。
『並行輸入あれこれ』では、輸送や国内での検査、保険、保証などのお話をしてきました(過去ブログ参照)。並行輸入でご依頼を受けるのは日本未導入の乗用車ばかりではありません。ウィズトレーディング(ウィズカーズ)では積極的に商用(貨物)の導入も提案しています。今回は貨物・お仕事のクルマについてです。
愛知県のMさまご依頼、プジョー パルトネールバン/パートナーバン(PEUGEOT Partner Van)の現地正規ディーラー納車整備が終り、港への回送準備に入ります。
並行輸入、日本に未導入のクルマを手に入れる喜びを経験した方は二度と普通に購入する事が出来なくなるという話を良く聴きます。選択肢が増えるので自身の希望に近いものに巡り合う確率が上がるかもしれません。唯一無二の車両に愛着が芽生えるのも間違えでは無いと思います。仕事や趣味で使用するクルマであれば尚更拘る箇所は増えてきます。
欧州の商用車を見ると、日本と異なった面白い事に気が付きます。ボディサイズは大抵ショートホイールベース(SWB)と、ロングホイールベース(LWB)の2種類で構成され、中にはルーフの高さに種類を設けている場合もあります。バックドアも跳ね上げ式だけでなく、観音開きも可能です。フロントシートが運転席・助手席の通常の設定と、助手席をダブルにして3人掛けにすることも可能です。また、運転席と助手席以外をパネルで覆ったパネルバンと、乗用でもないのに二列目までは席が存在して以降がバンになっているコンビに分かれます。コンビの場合、乗用シリーズと異なるのはバルクヘッドと呼ばれる乗員スペースと貨物スペースを分ける壁が存在する事です。(掲載画像参照)
日本で販売される商用車よりも大きな、フォルクスワーゲン トランスポーター、フォードトランジット、ルノートラフィックなど4m後半から5mオーバーの車両も積載量の多さや使い勝手で人気ですが、最近の傾向はプジョーリフター、シトロエンベルランゴ、フォルクスワーゲンキャディのようなMPV(多目的乗用車)のベースとなっているLCV(小型商用車)の需要が増えています。
これらのLCVはサイズが2種類、L1(ショート)が4,300~4,400㎜、L2(ロング)が4,700~4,800㎜、パネルバンとコンビバンがあります。
今回ご依頼くださったMさまもサーフボードやマリングッズと同時に3人乗れる事、オートマチック(欧州の貨物では希少)、バックドアが観音開きであることが希望でした。懸命に探して見つけた車両は希少なので、Mさまも早々に購入の判断を下されました。
ウィズトレーディング(ウィズカーズ)では、皆様の拘りの細かいご希望に可能な限りお応えさせていただきます。
ご自身の希望で製造時オプションを装着する事が可能な新車(現地製造期間がプラスされますが、希望通りのクルマ)、新車在庫(製造時オプションは装着無いものが多い)、登録済新車及び新古車(新車に近い状態で価格抑えめ)、低走行距離中古車(現地で状態も確認安心)、希望の中古車(状態確認し、相談しながら進めてまいります)と様々な手配が可能です。
先ずは、ご相談下さい!